ものの命を生かす|5月16日のことです。
Release: 2019/05/16 Update: 2019/05/16
ものの命を生かす
時計ができあがると、一つの命を持ちます。使う人がそのつもりで使わなくてはならないのです。
自分の周囲にあるものすべて、工人農人のまごころによってつくられたものと思って、そのものの生命を極度に生かす。そうすると、そのものが皆でこちらの生命を生かしてくれます。
こちらからよくしてやれば、人間ばかりでない、一切の物・道具が人間の為に最高度に働いてくれのであります。
丸山敏雄一日一話幸せになるための366話、5月16日のことです。
どんな道具でも愛情をもって使うこと。
特に仕事の道具は大事しなければなりませんね。
工具やパソコン。
常にメンテナンスをすることで機械が生きてくる。
物のせいにはできませんね。
今日も一日がんばります。
関連コンテンツ
共同生活体 夏の夕方、むし暑い軒下で腰をかけて見ていると、クモどもが、それぞれの綱をひき終えている。土の上をみると、そこここにアリの穴がある。私どもの家庭は、多くの生きものの共同生活体です。 尾のルリ…
これがよい ある家庭の実話である。半年くらい前、ある事情から家屋敷を他人にゆずった。家人たちも悲しみにとざされた。 かくして幾日かのもだえの後、「これがよいのだ」と思い至った主人は、一家の人たちにこれ…
良き友を持つ 世の中には、よく刻苦勉励する人のみが、終に、芸術最高の妙境に入り、幽玄絶妙の奥堂に至るものです。しかしその努力が、一時的で、間歇的であてはならぬのです。 しかしながら、私どものごとき凡人…
これがよい ある家庭の実話である。半年くらい前、ある事情から家屋敷を他人にゆずった。家人たちも悲しみにとざされた。 かくして幾日かのもだえの後、「これがよいのだ」と思い至った主人は、一家の人たちにこれ…
喜んでやる 人の「喜び」に出会うと、何とも言われぬよい気持ちになるのはなぜだろう。 相手の心の光とうるおいとの放射に包まれるからである。暗い室に電灯がついたように、明るさに抱かれるからである。 喜んで…