芸は心を正す|7月17日のことです

Release: 2019/07/17 Update: 2019/07/17

芸は心を正す

心は形がありません。見えもしなければ捕えることもできません。いつもいつも変化して、全く始末におえぬものです。
これを捕えるには何かいれものがいるのであります。一度芸術といういれものに捕えてみると、逃げることも隠れることもできません。こうした奇妙な心の性質をつかんで私どもは、美しい立派な心にたたき直すことができるわけであります。
芸道というも実は、芸や技や術をおぼえるのではなくして、こうした心をたたき直して、ほんものにするための、一つの方法に過ぎないのであります。

7月17日、丸山敏雄一日一話幸せになるための366話、今日の言葉です。

心とは本当にそうです。

まったく捕えどころなどない。

自分自身ですらどうにもできない時すらあります。

芸術に没頭するというのはうまいへたもあるでしょうが、集中するということにつきるんでしょうね。

集中して打ち込むことで心の制御ができるようになる。

訓練の一環かもしれません。

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