武士道が育んだ文化|7月30日のことです
Release: 2019/07/30 Update: 2019/07/30
武士道が育んだ文化
我が国の歴史上に、いわゆる中世という七百年、この時代は中堅階級の武士であったが、彼らは堅固な道義を築きあげて、社会生活をもちつづけたばかりでなく、日本文化の精髄を磨き出した。これは、武士道であり、芸道である。
こうした高い文化の発達した根本原因は、給与が、きわめて整然と定められて乱れなかったからである。
与えられる給与に少しの不満もなく、ただただ己の芸能をみがき、本文を尽すことに命をかけた。中世の生んだ倫理の秀峰である。
7月30日、丸山敏雄一日一話幸せになるための366話、今日の言葉です。
日本の精髄は武士道。
まだまだ残っていて欲しい奥底にあるものです。
決まった宗教を持たずにすべてを受け入れる原点。
道徳教育の奥底にある武士道。
神も仏も己自身の中にある。
そんな気持ちをもち続けたいものです。
今日一日朗らかに安らかに喜んで進んで働きます。
関連コンテンツ
動そのまま不動 万物万象ことごとく、常に変わりあらたまって、息(やす)む時がない。しかもそのまま、少しも「かわらぬ」。 「動」の側よりこれを見れば、常におやすみなく動いている。しかも、それが「不動」の…
人に負けまい、劣るまい、とする心こそ向上の推進力でしょう。 それではだれと徒競走したらよいか。一番近い競争の友を申し上げましょう。ほかでもありません、自分自身なのです。今朝の自分であり、昨日の自分であ…
交渉の心構え 一つの使命を持った交渉にあたるときは、その目的をしっかりと肚にいれることが第一そういう目的のために行うことを、準備する。そうしてすっかり忘れる。 向こうについたときは、「なんのために来た…
宝は託されている 現世は、あらゆる物質は人の取るに任されている。すべての財貨は、すべての人に託されている。すべてのポスト(位置)は、人の来るに任されている。すべての職業は、適任者をまちあぐんでいる。…
国民の敬の高峰 千古の国土に悠久の古より住み、国をなし文化をなした日本民族、その一貫不変の連続相は何か、国土、これは他民族に取って代わられたことが無い。 民族としての思想は、独立自守、日出づる国として…