人のために尽くす|8月8日のことです
Release: 2019/08/08 Update: 2019/08/08
人のために尽くす
苦痛に出くわした時は、百八十度に方向をかえて、進んでゆけばよいのであるが、人は案外おろそかである。方向がちがっていることもわかりきっているのに、ずんずん深みに落ちて行く。道義も地におちた、政治がなっておらぬ、などと憤慨したとて、何の役ににも立たぬ。にくんだとて、一物も益するところはない。
こういう時勢には、持っている者は何もかも投げ出して人のため世のために尽くせ、という天の警告であろう。そう考えよう。この世、暗黒は一転して、陽光燦と輝きはじめる。
8月8日、丸山敏雄一日一話幸せになるための366話、今日の言葉です。
なんでなんでと嘆いていてもくそにも役に立たない。
たしかにその通りです。
しかし、心構えが出来ていても人間の心は弱い。
話ながら深みに落ちて行く。
いかんいかんと修正する。
まだまだ時間がかかりそうです。
今日一日朗らかに安らかに喜んで進んで働きます。
関連コンテンツ
人は男性と女性と、なぜ二様になっているのであろうか。 これは、人に限らず、陰と陽と+と-と二通りの対立と、その合一によって、万象を、生命を、幸福を生みい出すように出来ている。生成発展は、相反する二つの…
性は生命力 生命の断絶は、貧乏からくるのでも、食糧からくるのでも、病弱からくるものでもない。まさしく「性のみだれ」からくる。 性のみだれは、天、人ともに許さぬ人類の敵である。 性の神聖を保つこと、これ…
時の記念日 六月十日は、「時の記念日」である。 しかし時間を正確に守るのは、実は文化の進んだ社会でのことではなくて、動物の生活は、時間厳守で一歩もまちがえない。 正しい時間の中に生きているのが、生物の…
人は我が心の反映 子の欠点を改めようとすれば、その原因は子にはなく親自身にある。子を気にせず、自分を改めようと努める。 取引の相手に、金払いのよくない商人があるとすれば、これは己の金払いに対する賤しい…
習うとは 努力とは、杭を打つようなものである。 同じ力で、同じま(間)でトン、トン、トンと打っていると、どんな土地にでも、どんな棒でも、ずっしりと土に食い入って、こんりざい動かなくなる。 まっすぐに、…