祖先まつり|8月15日のことです
Release: 2019/08/15 Update: 2019/08/15
祖先まつり
親子の愛情は、古今東西変わりなく、人と人とのタテにしっかと結び合わせる力である。
この愛情は、さかのぼっては、祖父母、曾祖父母・・・と、ずっと祖先へいたり、ついに人類の始原に至る。
祖先まつりは、こうした愛情によって、年々家々に行われるのである。
さらに下っては子孫に及び、一家百年の計をたてようとする。
これが家庭をタテに貫く一筋の強い流れとなって、悠久の過去から永遠の未来へと続く。
8月15日、丸山敏雄一日一話幸せになるための366話、今日の言葉です。
今日も墓参りですね~。
実際日々の忙しい生活の中では強く考えるのはお盆くらいのものです。
自分が今ここにいられるのもタテの強い流れがあるからです。
呼び方はいろいろ違っても先祖を思う大事な期間ですね。
今日一日朗らかに安らかに喜んで進んで働きます。
関連コンテンツ
守成は退歩 世に「守成」という言葉がある。「創業はやすいが、守成はむずかしい」と。 創業は新しいことを築き上げて日々進んでいるのであり、守成とは過ぎたものを守っているので日々あとしぎりをしている。進歩…
食事の前に一礼 食事の意義の第一は、生命を保つ、肉体を養う、すなわち命の糧という点にありますので、ものを食べる時に、これを忘れてはなりません。ですから、一家が集まって食卓に向かう時には、皆がそろって、…
人の本性 平和な日常の生活、それは物がなくてもは一日も一分も生きて行けない生活(と考えられる)、これは実は、錯覚の生活である。 心に何の憂いもなければ、たとえ水を飲んで暮らしていても幸福である。 苦し…
言霊 言葉は、生命の発動である。たましいの息吹である。 生命とか、霊とかいっても、その発動以前は、有るとも無いともいえないでのある。稲妻のように、光らぬ前は電気の有無はわからないのである。 ひとたび発…
人の世のすべては、自分の鏡であり、さらに草木も、鳥獣も、自然の動きも皆、わが鏡であることが判ってくる。 作物も、家畜も、わが心の生活をかえれば、その通りに変わっていゆく。 私をとりまく大自然は、ただわ…