物は生きている|9月9日のことです
Release: 2019/09/09 Update: 2019/09/09
物は生きている
物は生きている。着物も、道具も、機械も、金銭も皆生きている。
大切につかえば、その持ち主のために喜んで働き、粗末にあつかえば、すねて持主に反抗するだけでなく、時には腹立てて食ってかかる。
朝ばん、道具に拝むようにして働く農夫や大工が、その道具でけがをするというようなことはない。
仕事に精根をかたむける人は、まず用具の手入れを十分にし、用具を大切にする。
9月9日、丸山敏雄一日一話幸せになるための366話、今日の言葉です。
なんかすみません。と言いたくなるような言葉です。
こういう気持ちがないといけませんね。
道具を大事にしているか。
いつも決まった場所にものを置き、管理するということも大切です。
ありがとうが少し薄れているかもしれませんね。
今日一日朗らかに安らかに喜んで進んで働きます。
関連コンテンツ
病気は正しい心から 病気とは何か。気=精神が、自然の状態を失っているのである。 まばらな竹林に風が吹きこんで来ると、枝も葉も、ざわざわと動く。しかし風が過ぎると、さっと止んで、元の静けさに帰る。人の心…
窮すれば通ず 事業の上でも経済の上でも、その他奇禍にあった場合でも、恐れ、憂え、怒り、急ぎ等々の私情雑念をさっぱりと捨てて、運を天に任せる明朗闊達な心境に達した時、必ず危難をのがれることが出来る。 見…
習うとは 努力とは、杭を打つようなものである。 同じ力で、同じま(間)でトン、トン、トンと打っていると、どんな土地にでも、どんな棒でも、ずっしりと土に食い入って、こんりざい動かなくなる。 まっすぐに、…
一時の苦しみ、しばしの痛み、それは更に大きく、いよいよ健康に進み高まるための、しばしのくらがりである。これが去ったとき、夜あけのような光明の舞台が開ける。雨後のような晴ればれしさがめぐってくる。夜にな…
「大我」と「小我」 人には互いに助け互いに思う、二つの我がある。 「大なる我」は常に、国家にあり、民族にあり、世界にあり、文化にある。 「小なる我」は、おのおのその職場にあり、その仕事をはたらき、日々…