上達の道|11月14日
Release: 2019/11/14 Update: 2019/11/14
上達の道
書道をはじめたほどの方であったら、早く上手になりたいと願わない人は一人もありますまい。
そして上達したいと念願する人は、導く師が上手にしてくれるのだ、と思っておられる方が大部分ではないでしょうか。もしそうだとすると、大変な間違いです。
先生とか師匠と呼ばれている者の力で上達させてあげることは絶対にできないことで、ただあなた方御自身の生命の奥深く宿っている芸術的な力が、上達したいという念願にあたためられて芽を出し、日々の練習に培われて、伸びていくのです。
11月14日、丸山敏雄一日一話幸せになるための366話、今日の言葉です。
何事もだれかに学んだからといって上達するわけではありませんね。
自分がやらなければ上達することはありません。
せっかく学んだのに放置していることがたくさんあります。
復習しなければなりません。
今日も一日がんばります。
関連コンテンツ
一歩外の出る 君は、服がないという、住宅が狭苦しいとこぼす。 なるほど、君の肉体は破れ服に包まれ、見すぼらしい家に暮らしているのであろう。 それはまちがいないことだ。 しかし心は、いつまでも破れ服の中…
人は人、自分は自分と別々のいきものだと考えるところに、人の世のいろいろの不幸がきざす。 実は人はわが鏡である。自分の心を映す映像にすぎぬ。 親子、夫婦、交友、隣人、すべてわが鏡であって、わが心のままに…
人生真の喜びは、働きにある。真の働きは、己の聖職のほかにはない。ただ清き天職の中にある。その働きこそ、人生最高至上の喜びである。 このはたらきの前には病も消え失せ、貧乏は姿は消し、その他一切の不幸が陽…
夫婦は一対の反射鏡 夫婦は違いに向いあった反射鏡である。夫が親愛の情にもえてやさしくすれば、妻は尊敬信頼して、世の中の夫より外に男性はないと、ただ一途に夫にたよる。この時夫は又、世の妻より外によき女性…
ものに感謝する ものを用いるときの心がまえはーー、「命をかけて作ったものとして、愛情をかける」ということです。 工人がまごころこめてつくったものを、着たり使ったり、あるいはお百姓が苦心してつくってくれ…