正しい心で|3月10日のことです。
Release: 2018/03/10 Update: 2018/03/10
ツバメは春きて、軒端に巣を作り、子を育てて、秋には南に飛んでいく。ミツバチは一団の社会を作って、けんかもしない。どのツバメは不幸でどのミツバチは幸福ということはない。
そうした中に、人間の社会だけは、貧富、貴賤(きせん)の上下の差別があり、そして国の興亡があり、文化の隆替(なみ)があります。
これはどうしたわけでしょうか。それは人間に限って、わがままをすることが出来るからです。
自分のわがまま勝手を取り去ることが、正しい心にもどることで、同時に苦難を取り去る道です。
3月10日、丸山敏雄一日一話(幸せになるための366話)で言葉です。
人間のわがままをなくすことは大変難しいことです。
実際、沸き起こる感情のほとんどはわがままからくるもの。
そんな感情との葛藤が必要なんだとも思います。
必然ということもある。
こうして学ぶのもまた自分のわがままをどうにかしなければならないからなのでしょうね。
今日一日朗らかに安らかに喜んで進んで働きます。
関連コンテンツ
喜んで税金を納める 喜んで税金を納める人の事業がますます栄え、税を恐れビクビクしたり、いやいやながら納めたり、なるべく納めまいとしたり、期限をおくらせたりする、そうしたけちついた、しみったれた心では、…
「働き」は解決の鍵 世の中のすべての苦難を解決する鍵は。「はたらき」である。 この鍵は、そのままでは鍵穴にでもうまくはまらず、かさかさして鍵自身が傷ついたり折れたりする。必ず喜びの油を注いで使わねばな…
やれば出来る 目の前にきたあらゆる機会をとらえて、断乎として善処する人、一皮こうと目的を定めたら、終始一貫やってやってやりぬく人、これが世に言う成功者である。 境遇も、あらかじめ、さだめがきまっていて…
わが命はどこにあるのか、わからぬ。が、もの思えばそこに生命があり、体を動かせばそこに生命が動く。 酒色におぼれてうつつをぬかせば、己はすでにそうした生命であり、ハンマーをとりクワをふるって職場に立てば…
働きの報酬 働きには、必ず「報酬」がついてくる。 金銭でうける「報酬」は、多少があり、不公平があったりすかもしれないが、この自然にして当然に受ける報酬は、働きに比例して落ちもなく、忘れられもせず、必ず…