由りて入る所の者隘(せま)く、従(よ)りて帰る所の者迂にして、(九地)|6月24日
由りて入る所の者隘(せま)く、従(よ)りて帰る所の者迂にして、(九地)
所由入者隘、所従帰者迂、(彼慕可以撃吾之衆者、為囲地。)
「入る道は狭く、引き上げるには遠回りしなければならない、(だから、敵の小人数で味方の大軍をコントロールすることができる、このような地域を囲地という)」
行きはよいよい帰りはこわい、という環境である。進攻路は狭く帰路は迂回するとは、入口を敵に塞がれてしまうからである。故に、小人数で大軍を制することができる。
かっこ内は、彼の寡以て吾の衆を撃つべき者を囲地と為す。と訓ずる。
6月24日、孫子・呉子一日一話(兵法に学ぶ人と組織の動かし方365)の言葉です。
おはよございます。
進撃ルートが狭く退却ルートが曲がりくねって遠い。
立場が違うと大きな問題ですね。
自軍が大軍の場合は入ってはいけない場所。
自軍が少ない場合では戦う場所。
自分がどうなっているのかを常に俯瞰して見なければなりませんね。
今日も一日がんばります。