自立の覚悟を養う
Release: 2022/04/25 Update: 2022/04/25
自立の覚悟を養う
高等小学では、「一刻も早く親のすねかじりから脱して、自立する覚悟をさせる」ということが大切です。これが教育の第一歩です。それ故どんな教課においても、最後のところはそこへ落としておかねば、真のどどめは刺さらないでしょう。【140】
#修身教授録一日一言 #森信三 #毎日投稿 #日常 #毎日ブログ #毎日更新
自立するということは、自分の足で歩んでいくということでしょうね。
現在は18歳で成人ですが精神の年齢はまだまだ成人にはほど遠い気はしますが、形が人を作るという場合もあるのでいちがいに問題があるともいえない部分はあるかもしれません。
親の方の子ばなれを教育していくことも実際には必要かもしれません。
手をかけている分、親の方が自立の害している場合もありそうです。
犬、猫、仲の良い友達のように子供を接している場合、手を放すことができない。
育てて社会の役にたってもらうというような教育も親に必要かもしれませんね。
関連コンテンツ
真の道徳修養というものは、意気地なしになるどころか、それとは正反対に、最もたくましい人間になることだと言ってよいでしょう。すなわちいかなる艱難辛苦に会おうとも、従容として人たる道を踏み外さないばかりか…
生命力を高める 偉人と言われる人ほどの人間は、何よりも、偉大な生命力を持った人でなくてはならぬはずです。しかもそれが、真に偉人と呼ばれるためには、その偉大な生命力が、ことごとく純化せられねばならぬので…
天命を受け入れる① 私の考えによりますと、われわれ人間というものは、すべて自分に対して必然的に与えられた事柄については、そこに好悪の感情を交えないで、素直にこれを受け入れるところに、心の根本態度が確立…
真の志 真の志とは、自分の心の奥底に潜在しつつ、常にその念頭に現れて、自己を導き、自己を激励するものでなければならぬのです。書物を読んで感心したり、また人から聞いて、その時だけ感激しても、しばらくたつ…
下座を行ずる② 世間がその人の真価を認めず、よってその位置がその人の真価よりはるかに低くても、それをもって、かえって自己を磨く最適の場所と心得て、不平不満の色を人に示さず、わが仕事に精進するのでありま…