人間の知恵
Release: 2022/06/14 Update: 2022/06/14
人間の知恵
人間の知恵というものは、自分で自分の問題に気づいて、自らこれを解決するところにあるのです。教育とは、そういう知恵を身に付けた人間をつくることです。【134】
#修身教授録一日一言 #森信三 #毎日投稿 #日常 #毎日ブログ #毎日更新
吉田松陰先生のやさしさの部分を教授が教えてくれる部分はなんとも感動する部分です。
強い日本をつくるためには、先生の育成ということも大事なことなのでしょうね。
知恵というは自分で乗り越えることでしか身につかない。
たしかにそうです。
どうしても身につけなければいけないことは反復しかないとも思います。
血肉になるまで同じ本を読むというようなことも時として必要ですね。
しっかりと読んでいきたいと思います。
深いぜ、修身教授録。
関連コンテンツ
人間の有限性 人間は生まれると同時に、自覚の始まるわけではない。それどころか、人間が真の自覚を発するのは、人生の三分の一どころか二分の一辺まで生きないと、できないことのようです。そしてここに、人間の根…
自修の決心 真の修身科は、いつも申すように、自分の一生の志を立てることが根本です。つまり自分の生涯を貫く志を打ち立てるということです。人間も自己を修めないことには、真の人物になることはできません。この…
無限の井戸 力というものは、一たんその気になり、決心と覚悟さえ立ったら、後からあとから無限に湧いてくるものです。 それはちょうど、井戸に湧く水のようなもので、もう汲み出してしまったと思っても、いつの間…
下座行② 下座行を積んだ人でなければ、人間のほんとうの確かさの保証はできないと思うのです。たとえその人が、いかに才知才能に優れた人であっても、下座を行じた経験を持たない人ですと、どこか保証しきれない危…
不幸の中にある教訓 不幸というものは、なるほど自分も不幸と感じ、人もまたそれを気の毒、哀れと同情する以上、一応たしかに不幸であり、損失であるには違いないでしょう。しかしながら、同時にまたよく考えてみれ…