後からくる人のために
Release: 2022/08/09 Update: 2022/08/09
後からくる人のために
一人の人間のその生涯をかけて切り開いた道というものは、単にその人一人にとどまることなく、後からくる幾多の人々がその恩恵に浴するのであります。【102】
#修身教授録一日一言 #森信三 #毎日投稿 #日常 #毎日ブログ #毎日更新
人生を一段上と階段を昇るのもまた良いですが、教授は横に坑道を掘っていくような人生こそ趣があると言っています。
上を望むということは決して悪いことではないです。
しかし、それはきっと自然の流れにも似たものなのでしょうね。
そこを敢えて横に掘って進むような人はたしかにすごい信念の人です。
わからない道へのチャレンジのようなものです。
信念の人でなければ無理なことです。
どこまでも高い技術を求める職人さんのような坑道を掘っていくいくような人生もまたよいですね。
関連コンテンツ
人間教育の基盤は家庭教育にあり、その家庭教育の根本は実に「躾け」にある。 #運命を創る100の金言 #森信三 家庭での教育の根本は何か、やはり親の生活態度しかないように感じます。 しかしこ…
人生を深く生きるということは、自分の悩みや苦しみの意味を深く噛みしめることによって、かような苦しみは、必ずしも自分一人だけのものではなくて、多くの人々が、ひとしく悩み苦しみつつあるのだ、ということが…
歩き方と人間の格② 同じく走るのでも、場合によっては音をたてないように走らないといけません。人間もそういうふうに、心が冴えて来ないといけません。しかし十八、九や二十くらいの頃は、まだあれでもよいですが…
一筋の道 自己の一切を捧げ、己れを尽くし切るところ、そこにおのずから一筋の道が開かれてくるわけです。【253】 #修身教授録一日一言 #森信三 #毎日投稿 #日常 #毎日ブログ #毎日更新 …
人間は職業に対する報謝として、後進のために実践記録を残すこと。この世への報謝として「自伝」を書くこと。そして余生を奉仕に生きることーこの三つは、人間としての最低の基本線でどうしてもこれだけはやり抜かね…