魂の必然
Release: 2022/09/06 Update: 2022/09/06
魂の必然
敬うとは、自分より優れたものの一切を受け入れてこれを吸収し、その一切を奪いとって、ついにはこれを打ち越えようとする強力な魂の、必然的な現れと言ってもよいでしょう。【484】
#修身教授録一日一言 #森信三 #毎日投稿 #日常 #毎日ブログ #毎日更新
尊敬するというのは、その相手に滲みよるほどの強いものだということです。
そう考えると尊敬は簡単なものではありませんね。
この人から学びたい、考え方を知りたいそんなことにならないといけませんね。
師というものを求めることはある意味では自分を確立したいという部分の現れなのではないかと考えてしまいますね。
生命力の強い人にはなかなか近づけない。自分にその生命力に近づけるような時期がくる。
そう教授はいっております。
なかなか近寄りがたい人というのはいるものです。
自分の生命力を強める努力を日々怠らないようにします。
関連コンテンツ
生死一如 われわれは、自己の生に徹することによって生を超えると共に、そこにおのずから死をも超える道が開かれてくるのであります。かくして人生を真に徹して生きる人には、生死はついに一貫となり、さらに一如と…
大往生の条件 一日の予定を完了しないで、明日に残して寝るということは、畢竟人生の最後においても、多くの思いを残して死ぬということです。つまりそういうことを一生続けていたんでは、真の大往生はできないわけ…
逆境というマイナス面の裏には、「秘匿の恩寵」ともいうべきプラス面が秘められているのであります。またその反対に、上昇気流に乗ったプラス面の展開期には、よほどの人でない限り、人間の必ずおごり、たかぶり、人…
「暑い」「寒い」を禁句にせよ これからしだいに冬に入りますが、諸君はなるべく「寒い」という言葉を使わないように。われわれ人間も、この「暑い」「寒い」ということを言わなくなったら、おそらくそれだけでも、…
書物を撫でる 諸君、書物というものは、ただ撫でるだけでもよいのです。ちょっとでも開いてみればさらによろしい。それだけでも功徳のあるものです。つまりそれだけその本に縁ができるからです。いわんや一ページで…