雑務は心がつくる
Release: 2022/09/09 Update: 2022/09/09
雑務は心がつくる
雑務という言葉は、私達のよく耳にする言葉ですが、「一言もってその人を知る」とは、まさにこのような場合にも当てはまるかと思うほどです。それというのも、その人自身それを雑務と思うが故に雑務となるのであって、もしその人が、それをもって自分の修養の根本義だと考えたならば、下手な座禅などするより、遥かに深い意味を持ってくるでしょう。【177】
#修身教授録一日一言 #森信三 #毎日投稿 #日常 #毎日ブログ #毎日更新
仕事の処理という頭の痛い問題を解決してくる大事な章です。
とにかくすぐに手つけて70点でいいから一気に進めることが大切。
これをやれる人間になりたいものです。
人間の生活そのものが仕事の連続だと教授はいいます。
優れた人ほど仕事が多い。
あれもこれも仕事ですね。
修養するゆえんすら仕事のため。
たしかにそうです。
出来ない自分を鼓舞してすぐにやることでたくさんのストレスからも解放されるでしょうね。
がんばっていきたいものです。
関連コンテンツ
真実の道 実は真実の道というものは、自分がこれを興そうとか、あるいは「自分がこれを開くんだ」というような考えでは、真に開けるものではないようです。では、真実の道は、一体いかにして興るものでしょうか。そ…
長の心得 人の長たる者としては単に自分の一人が誠実というだけでなく、 多くの人々を容れるだけの度量の広さとともに、 さらに、一旦、事が起こった場合には、 身をもって部下をかばうだけの一片の侠気ともいう…
自己の天分を発揮する① 自己の天分を発揮するということですが、この天分の発揮ということは、実は単に自分のことだけを考えていたんでは、真実にはできないことであります。すなわち人間のの天分というものは、単…
人は青年期時代において、その時期に応わしい書物を潤沢に読まないと、壮年期の読書力が十分とはならず、随ってその欠損は、ひとり青年期のみに留まらないで、壮年期にも及ぶわけであり、否それはさらに老年期の読書…
一日読まざれば一日衰える 読書はわれわれ人間にとっては心の養分ですから、一日読書を廃したら、それだけ真の自己はへたばるものと思わねばなりません。肉体の食物はおろか、たとえ一食でもこれを欠いたら、ひもじ…