仕事の心がけ⑤拙速主義
Release: 2022/09/16 Update: 2022/09/16
仕事の心がけ⑤拙速主義
次に大切なことは、一度着手した仕事は一気呵成にやってのけるということです。同時にまたそのためには、最初から最上の出来映えを、という欲をださないということです。すなわち、仕上げはまず八十点級というつもりで、とにかく一気に仕上げることが大切です。
これはある意味では拙速主義と言ってもよいでしょうが、このいい意味での拙速主義ということが、仕事の処理上、一つの秘訣と言ってよいのです。【178】
仕事の処理の要点を知るこれは大事なこと。忘れぬようにメモして何度も見直すことが大事です。
1.仕事の処理をもって自分の修養の第一義とすること
2.仕事の順序を立てる。大事なことを先にして軽いものを後にする
3.大事な事柄のなでも何から手をつけるか明弁する
4.とにかく手をつける
5.一気呵成に八十点主義で行う
実際これはとても大切なことです。
残業と言う場合も普段の仕事の手順に問題あると言うのは間違いないことです。
時間内で最大限の結果をだす。
このことは常に考えるべきことです。
忙しいのはみんな同じですね。
人生は二度ないのですから今日の一日次第ですね。
関連コンテンツ
どのように廊下を歩むか、また階段の昇り降りをどのようにするのか、その一歩一歩が真の修養です。また不浄へ行く出入りの一々、また道を歩くにはどのように歩くか、電車に乗ったらどのように腰をかけるか、また立…
四十歳 人生を山登りに喩えますと、四十歳はちょうど山の頂のようなもので、山の頂に立って見ますと、わが来し方も、初めてしみじみと振り返って見ることができると共にまた後半生をいかに生きたらよいかということ…
人生の二大根本真理 この「人生というものは二度くり返し得ないものだ」ということと、もう一つは、われわれ人間は、いつ死なねばならぬかわからぬという、人生に関するこの二大根本真理が、心の底でガッチリと切り…
時間はつくるもの 諸君らのうちには、「今は学生時代で、学科におわれて読書などできないが、しかしそのうち卒業でもしたら、読書もするつもりだ」などのんきなことを考える人もあるようですが、しかし現在学科にお…
わが轍を踏むなかれ たびたび申すことながら、諸君!!この人生は二度ないのです。諸君らにして志を立てなかったならば、おそらくまた私の轍を踏むことになりましょう。私は今自分の過去四十年の愚かなる足跡を省み…