石川理紀之助と二宮尊徳
石川理紀之助と二宮尊徳
石川理紀之助翁のごときは、ひとり大なる読書家というのみでなく、いろいろの著述までもしいられるのであります。翁の起床は、大抵午前一時、二時であって、それから夜明けまでの数時間を、翁は読書と著述に専念せられたということです。
さらに尊徳翁に至っては、その生涯の著述は全集三十六巻を数える程であって、おそらく日本人の全集中、最大なるものと言えましょう。しかもそれがいわゆる学者と言われるような人でなくて、もっとも忙しい浮世の実務に没頭されながら、なおかつこれだけの力を蔵していられたということはただただ驚嘆の外ないのです。【66】
※石川理紀之助翁は、明治時代の農村指導者。生涯を貧しい農民・農村の救済と指導に捧げた「老農」「農聖」と呼ばれる。
偉大なる読書家がさらに偉大なる書物を書くのですね。
先生はよく全集というということを言われますがその作者の考え方すべてがその全集というものにあるのでしょうね。
全集というものは結構高いですが読める気がしないのです(笑)図書館でちょろちょろ雰囲気を眺める程度ですね。
そういうことがいけないのでしょうかね~。
すべてがデジタルデータになければ入手してもいいのですが場所もとりますよね。
森信三先生の本はほとんど電子書籍がありません。
一日一言があるくらでしょうか。
しかしアマゾンでなんでもくるのはありがたいことです。
読書は実践だと先生は言われてしますがその実践は記憶と言う部分のことかもしれませんね。
とにかく本を読んでも引き出しから出せないわけです。
どこかでアウトプットして沁みつかせねばなりませんので動画を作成するということに至ったわけです(笑)
動画にすれば少し見直しが楽になるような気がします。