平常心是道
Release: 2022/12/27 Update: 2022/12/27
平常心是道
要するに平常が大事なのです。このことを昔の人は、「平常心是道」と申しています。つまり、剣を持ったり、坐禅をしている間だけが修業ではなくて、むしろ真の修業は、竹刀を捨て坐禅を解いてから始まるというわけです。人間もこの辺の趣が分かり初めて、道に入るのです。【457】
#修身教授録一日一言 #森信三 #毎日投稿 #日常 #毎日ブログ #毎日更新
この平常をどう過ごすのかということはとても大事なわけです。
いきなり何か事を起こそうと考えてもどうにもならないわけなんです。
ここ数年のだらけにより緊張感がかけていたのか自分の年齢がそうさせるのか夜中まで働くのは非常に難しい状態になりました。
緊張感をもって少しづつ伸ばすことが大事になってきたと実感します。
一日や休みを少しだけ仕事に傾けるようにするしか方法はない。
平常心是道だと感じます。
関連コンテンツ
準備は永く、味わうは一時 すべて物事というものは、これを準備するには、随分と永い時間を要するものですが、さて一たびそれを見るとか味わうことになりますと、それを準備するに要した時間の幾分の一にも足りない…
人生の首尾を押さえる 今「人生を正味三十年」と考えるとなると、それはいわば人生という大魚を、頭と尾で押さえるようなものです。魚を捕らえるにも、頭と尾を押さえるのが、一番確かな捕え方であるように、人生も…
下坐行① われわれ人間も、どうしても真実を積まねばならぬわけですが、しかし事を積むには、まずどの土台からして築いてかからねばなりません。では人間を鍛えていく土台は、一体どういうものかというに、私はそれ…
生活の鍛錬 このようなことは、またわれわれ人間の世界についても言えるようであります。すなわち一人の優れた人格というものは、決して生やさしいことでできるものではありません。その人が、現実生活においてなめ…
修養は気品を高める われわれ人間の生涯の修養は、この面のように、その一々が自己に刻みつけられていくものであって、われわれはそこに、しだいに浮彫りにされていくと言ってもよいでしょう。かように考えて来ます…