偉大なる教育者
Release: 2023/01/13 Update: 2023/01/13
偉大なる教育者
真に教育者の名値するような人々は、超凡の大志を抱きながら、色々と世間的な事情によって、それを実現するによしない立場に立たされた人傑が、現実的にはそれを断念すると共に、そうしても自分の志を、門弟子を通して達成せしめずにはおかぬ、という一大顔を起こすところに、初めて生まれるもののようです。
孔子しかり、プラトンしかり、わが松陰先生またしかりです。【53】
#修身教授録一日一言 #森信三 #毎日投稿 #日常 #毎日ブログ #毎日更新
先生の弟子の中では寺田一清先生の本は、また、かみ砕いてあり分かりやすいですね。
この辺も深堀したい部分です。
偉大な精神に触れて自分の生き方が変わるということは、実際素敵なことだと思います。
ここで感じるのはまた人生二度なしだと思うんです。
先生は師を持てと言われます。
常にアンテナを張り自分の師を見つける努力をしなければなりません。
関連コンテンツ
谷川の音のきこゆる山のうへに蕨を折りて子らと我が入り 島木赤彦 これも赤彦の歌のうちでは、わたくしの好きな歌のひとつです。これは赤彦としては比較的晩年の歌で、大たい自分の志したことが、ほぼ成し遂げら…
最初はねばりなどという、あまり上品でもない言葉は差し控えようかとも思ったのですが、しかし今日私が諸君にお話したいと思う事柄は、やはりこのねばりという言葉でないと、どうしてもピッタリしないのです。これ…
常住捨て身の生活 人間の誠も、いい加減に構えているような無力な生活態度ではなくて、真の全力的な生命がけの生活でなくてはならぬのです。否、全力的な生活などということさえ生温いのです。 真の誠は、わが身、…
学校の成績というものは世間でふつうに考えているように、必ずしもその人の素質を確実に窺い得るものとは思いません 。それよりむしろ、その人の素質と努力の相乗積を示すと考えた方がよかろうと思うのです。同時…
私もまた諸君らと共に、生を教育に求めつつある一人であります。すなわちこの二度とない人生において、自己の魂の道を、教育という一道において、真に安心立命のできる境涯に達しなければならぬと思うのです。 修身…