三年の外|3月25日のことです。
孔子没するや、三年の外、門人任を治めて帰らんとす。(滕文公上第四章)
こうしぼっするや、さんねんののち、もんじんにんをおさめてかえらんとす。(とうぶんこうかみだいよんしょう)
【訳】
孔子が亡くなられた時には、門人たちは三年間、心の中で喪に服し、それからそれぞれが荷物をまとめてふるさとへ帰ろうとした。
〇松陰は、孔子と門人たちの師弟関係を称賛し、一転して、当時の我が国の師弟関係を「師道敗壊(壊れ崩れている)と断じている。そして「師道を興そうとするのであれば、簡単な気持ちで人の師となるべきではなく、人を師とするべきではない。本当に教えるべきことがあって初めて師となり、また、本当に学ぶことがあって初めて師とするべきである」と記している。
孟子一日一言、3月25日の言葉です。
幕末で崩れているとしたら今の崩れようはないかもしれません。
学校の先生は師となる人でありますが、子供たちは選ぶことはできません。
少子化の今、子供たちをいかに育てていくかは重要なことです。
しっかりと共に学ぶ精神でいっていただきたいと思います。
今日も一日がんばります。