腰を据えて取り組む|4月25日のことです。
Release: 2018/04/25 Update: 2018/04/25
腰を据えて取り組む
機械が故障してどうにもならぬとき、決死の至誠をもってこれに当たる人が出てきますと、みごとに直る。
いくら手をつくしても、どうにも動かぬという機械が、これに当たる人の心を改めてやり直すことによって、すらすら動きはじめたという体験は、枚挙にいとまがないほど出ております。
仕事について、飯を食うためのものというだけでなく、信念をもって、どっかとその仕事の前に坐り込んでやっていただきたいと思うのであります。
丸山敏雄一日一話幸せになるための366話、4月25日の言葉です。
物に対して気持ちを入れるということ、愛情を持ってとりかかると状況が変わるということはあります。
カレンダーの機械も随分と老朽化していますが永く使っているだけに愛着があります。
そうしますとやはり長持ちするんですね。
どんな物にも気持ちをいれると変わるということはありますね。
信念をもって今日の仕事にも取り組まなければいけませんね。
今日一日朗らかに安らかに喜んで進んで働きます。
関連コンテンツ
俸給の額 永い目で広く世の中を見ていると、能ある人は隅にかくれてはいない、つまらぬ人間が高給はとらぬ。必ず自然にその人に適するように定まるものである。 少なくとも就職の当初は、これに満足しており、喜び…
上礼なく下学なければ 上礼なく下学なければ、賊民興りて喪ぶること日なけん。(離婁上首章) かみれいなくしもがくなければ、ぞくみんおこりてほろぶることひなけん。(りろうかみしゅしょう) 【訳】 上の者に…
幸福の正道 人間、幸福のただ一つの正道は、家庭の人々を喜ばせ、職場の人々を喜ばせ、社会を喜ばせ、すべての物を喜ばせる生活である。 そしてこれが、最も楽しい、また行きづまりのない無限の幸福な生活である。…
優れた師①叱らずして悦服(えっぷく)させる 本当に偉い方というものは、そうみだりに声を荒げたて、生徒や門弟を叱られるものではないのです。第一にその必要がなかろうと思うのです。 大声で生徒を叱らねばなら…
芸は心を正す 心は形がありません。見えもしなければ捕えることもできません。いつもいつも変化して、全く始末におえぬものです。 これを捕えるには何かいれものがいるのであります。一度芸術といういれものに捕え…