腰を据えて取り組む|4月25日のことです。
Release: 2018/04/25 Update: 2018/04/25
腰を据えて取り組む
機械が故障してどうにもならぬとき、決死の至誠をもってこれに当たる人が出てきますと、みごとに直る。
いくら手をつくしても、どうにも動かぬという機械が、これに当たる人の心を改めてやり直すことによって、すらすら動きはじめたという体験は、枚挙にいとまがないほど出ております。
仕事について、飯を食うためのものというだけでなく、信念をもって、どっかとその仕事の前に坐り込んでやっていただきたいと思うのであります。
丸山敏雄一日一話幸せになるための366話、4月25日の言葉です。
物に対して気持ちを入れるということ、愛情を持ってとりかかると状況が変わるということはあります。
カレンダーの機械も随分と老朽化していますが永く使っているだけに愛着があります。
そうしますとやはり長持ちするんですね。
どんな物にも気持ちをいれると変わるということはありますね。
信念をもって今日の仕事にも取り組まなければいけませんね。
今日一日朗らかに安らかに喜んで進んで働きます。
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