人身うけがたし 修身教授録抄 姿勢を正し声を出して読んでみた
自分がこの世の中へ人間として生まれて来たことに対して、何ら感謝の念がないということは、つまり自らの生活に対する真剣さが薄らいで来た何よりの証拠とも言えましょう。
というのもわれわれは、自分に与えられている、この根本的な恩恵を当然と思っている間は、それを生かすことはできないからであります。これに反してそれを「辱い」と思い、「元来与えられる資格もないのに与えられた」と思うに至って、初めて真にその意義を生かすことができるでしょう。
修身教授録
まず、このことを忘れてる。
生活の中でこの辱いと感じる瞬間が一日の中でそうはないというのこと。
これは自分が病気になったり、何か起きないと難しいとうことがあります。
それもやはり明日がないということが考えられないからなのでしょう。
この不確定な明日が来ないかもという感覚になれないはどうしてなんでしょうね。
実際ありがたい毎日なんですが、不平や不満というのは常に思いつくものです。
先生の本を読み思い出すしかありませんね。
本日の森信三一日一言ですが
わたくしには何もできませんが、ただ人さまの偉さと及び難さを感じる点では、あえて人後におちないつもりです。
森信三一日一言
人後じんごに落おちない
他人に先を越されない。ひけをとらない。「正義感の強さでは―◦ない」
初めて知る言葉かもしれません。
検索してしまいました。
人の偉さと難しさを感じる。
良いところを探すことと、またそう簡単ではない部分を探すことなんでしょうかね。
常に人間を観察しているのでしょうね。
この観察をどう捉え自分の中で消化させていくかが人間関係では大事な点でしょうね。
よく考えて言葉というのは使わなければいけませんね。
世界に誇れる日本人100人 (第1巻) 真理探究に人生を捧げた孤高の学者10人 世界に誇れる日本人100人
今日は脱線もあったのでの野口 英世だけで終わってしまいましたが感動しました。
ちゃんと伝記を読んでいないのでしょうね。
これだけ有名な自分をよく知らないとは残念な自分です。
いかに母親が偉大な人であったかよく分かりました。
信仰に裏付けられた母性愛
野口英世という一人の天才は、本人の努力や才能だけでは生まれない。彼を取り巻く人々の献身が、彼を支えたのである。「私の栄光も勇気も、母の愛に負うものです」と彼自身が言うとおり、偉大な母の愛に彼は恵まれた。そして教師との間に結ばれた師弟愛。野口は才能と人に恵まれたのである
この通りです。
人生は誰と出逢うかで大きく変わります。
しかし、この出逢うというのは自分で変えることが出来ると改めて感じました。
人間は一生のうち
逢うべき人には必ず逢える。
しかも一瞬早すぎず、
一瞬遅すぎない時に
今日もはここまです。
ありがとうございました。