丸山敏雄

あっても、なくても|7月15日のことです

丸山敏雄 2019/07/15公開

あっても、なくても 金銭の豊かなときに安心して喜ぶ気持ち、いい気になる気持ち、実はこれが、貧乏人の根性です。 金銭が無くて困ることはいうまでもない。しかし、無ければ、有るように努力すればよい、努力して ・・・

喜んで全力をつくす|7月14日のことです

丸山敏雄 2019/07/14公開

喜んで全力をつくす 心配しながら、結果を予想しながら、事に当る、こんな心持でした事は、必ず結果がよくない。 ただ喜んで全力をつくす。その時は予想もせぬよい結果が生まれる、幸福になる。 こうした心の持ち ・・・

水を澄ますのは水|7月13日のことです

丸山敏雄 2019/07/13公開

水を澄ますのは水 よい香をかげば、心は朗らかになり、曇天には、頭が重い。よい家に住むと、こせこせしなくなる。 物質が心に及ぼす影響は肉体に及ぶが、物は或るところ迄行くと、何の効力をも持たない。 もし” ・・・

正常心|7月12日のことです

丸山敏雄 2019/07/12公開

正常心 動物は、本能によって、異常な働きをする。暗夜に物につき当らぬ。渡り鳥が、その方向を間違えぬ。 人は、そもそもそうした本心を持っているのであるが、我がままに堕して、そうした能力を失ってしまった。 ・・・

守成は退歩|7月11日のことです

丸山敏雄 2019/07/11公開

守成は退歩 世に「守成」という言葉がある。「創業はやすいが、守成はむずかしい」と。 創業は新しいことを築き上げて日々進んでいるのであり、守成とは過ぎたものを守っているので日々あとしぎりをしている。進歩 ・・・

成長の原理|7月10日のことです

丸山敏雄 2019/07/10公開

成長の原理 成長とは、二者の対立が一つに統一されることによって、新しいものが生まれてくるのです。新しいものと申しましても、その本質は厳然として不変でありながら、そこに他のものを採り入れるのです。 家の ・・・

生きているとは|7月9日のことです。

丸山敏雄 2019/07/09公開

生きているとは 命は、目に見えぬ世界で、宇宙の本体と通じている。早い話が、人間一人ひとりは、電灯のようなものと思えないだろうか。ポツリと一つ光っているように見えるが、その実、電線で発電所と連絡されてい ・・・

生きているとは|7月8日のことです。

丸山敏雄 2019/07/08公開

生きているとは 命は、目に見えぬ世界で、宇宙の本体と通じている。早い話が、人間一人ひとりは、電灯のようなものと思えないだろうか。ポツリと一つ光っているように見えるが、その実、電線で発電所と連絡されてい ・・・

天の川|7月7日のことです

丸山敏雄 2019/07/08公開

天の川 庭前に、杉の大木が天を衝いて立つ。未明、冷水、冷水に身を清めて、杉の秀を仰ぐ。降るように星が輝いている。 これほど沢山の星が天地にひろがって、しかも一定の位置におり、動くものは一定の軌道を定ま ・・・

希望は心の太陽|7月6日のことです。

丸山敏雄 2019/07/06公開

希望は心の太陽 夜が明けたから、日が出るのではない。日が出たから夜が明けて、万物が眠りからさめて、生々と活動をはじめるのである。 夜になっても、太陽はなくなったのではない。地球はいつも太陽の光明の中に ・・・