丸山敏雄

足元をかためよ|3月6日のことです。

丸山敏雄 2018/03/06公開

昔は、ことをなさんとすれば、妻を捨て子を捨て、物質を捨て、地位名誉を捨てて、一身を挺しなければ、偉大な仕事は出来なかった。 しかしこれは、世界人類、万人が万人かくしたら、そこれそ村も町も都市も農村も、 ・・・

大声で笑って深呼吸|3月5日のことです。

丸山敏雄 2018/03/05公開

糸のもつれが、なかなか解けぬ。糸口すら見つからぬ。だから一ぷくだ。大声で笑って深呼吸をして、ゆっくり解きほぐそう。どこに行ってみても見つからぬ。ありそうだと思うと、するりとはずれる。人生は永い、これも ・・・

美を磨き出す|3月4日のことです。

丸山敏雄 2018/03/04公開

春をたずねて、家を出た。青い鳥を慕って、故郷を後にした。気がついてみると、匂う春は庭前一輪の梅花にあった。恋い慕うた鳥は、軒端に戻っていた。香気に満ちた仙境は、わが家であった。 見かけの上では、誇と、 ・・・

余分の物を持たない|3月3日のことです。

丸山敏雄 2018/03/03公開

ウグイスを見て思うのであるが、一日どれだけのものを食うのであろう。コオロギ、キリギリスに甘露をなめさせたら、いったいどれだけなめるのであろう。チョウチョウ等は、ほとんど何も食わぬように見えるが、何日か ・・・

知ることは信じること|3月2日のことです。

丸山敏雄 2018/03/02公開

人は、縄をもっては、その肉体をしばる事はできるが、その精神をくびることは出来ぬ。 人の心をかなしばりにしばりつけるものは、ただ一の信(まこと)あるのみである。 「士は己を知る人の為に死す」(史記)と言 ・・・

「すなお」とは|3月1日のことです。

丸山敏雄 2018/03/01公開

「すなお」とは、張りきって、その時・その場所に一ぱい(全)に充ちていること、楽しく朗らかに力一ぱい働いていることである。だから「スナオ」の元は、はり(緊張)である。春は、張るで、冬の寒さのちぢみ細った ・・・

正しく着物を着る|2月28日のことです。

丸山敏雄 2018/02/28公開

2月28日、丸山敏雄一日一話(幸せになるための366話)の今日の言葉です。 女は、なるべく美しくなるように心がけなくてはならぬのです。なぜか。 正しく着物を着ると心が正しくなる、きれいな着物を着ると心 ・・・

男も気概|2月27日のことです。

丸山敏雄 2018/02/27公開

2月27日、丸山敏雄一日一話(幸せになるための366話)の今日の言葉です。 男は、人の見ぬところでゴソゴソするものではありません。 堂々と、「この私を見てくれ」というのでなくてはウソであります。 角力 ・・・

逃げるから苦しい|2月26日のことです。

丸山敏雄 2018/02/26公開

2月26日、丸山敏雄一日一話(幸せになるための366話)の今日も言葉です。 行き詰っては打ち開け、開けてはまた行きづまる、それが人生の進行の相であり、ここに妙味がある。なにを、自ら求めて苦しんでいるの ・・・

自信は仕事の推進力|2月25日のことです。

丸山敏雄 2018/02/25公開

2月25日、丸山敏雄一日一話(幸せになるための366話)今日の言葉です。 自信のないことは失敗する。 練習するということは、その仕事なり、競技なりに慣れて間違いないようにするのが、その形から見たところ ・・・