思いつめる力
思いつめる力 「自分もいつまでもこんなことをしていたんでは、大した教師にはなれないだろう。一端の教育者となるためには、何とかして現在のこの生温るさを克服しなければならぬ」と日夜思いつめるところがなくて ・・・
思いつめる力 「自分もいつまでもこんなことをしていたんでは、大した教師にはなれないだろう。一端の教育者となるためには、何とかして現在のこの生温るさを克服しなければならぬ」と日夜思いつめるところがなくて ・・・
苦労の注意点 苦労ということについて、気をつけねばならぬのは、なるほど人間は、苦労によってその甘さとお目出たさとはとれましょうが、しかしうっかりすると、人間がひねくれたり冷たくなる危険があるわけです。 ・・・
負けじ魂を燃やせ 実際修養ということさえ、ある意味では負けじ魂がなければ、なかなかできるものではありません。その点からは、偉人とは道を履み行う上で、何人にも負けをとるまいと、生涯覚悟して生き貫いた人と ・・・
凝り性と意地 凝り性というのと意地というのとでは、必ずしも同じものとは言えない。それというのも凝り性というものは、自分の勉強なりその他何でも、自分の仕事に打込むことであるのに対して、意地という方は、そ ・・・
不滅なる精神 われわれ人間は、その人の願いにして真に真実であるならば、仮にその人の肉体が生きている間には実現せられなくても、必ずやその死後に至って、実現せられるものであります。否、その志が深くておおき ・・・
ねばり ねばりというものこそ、仕事を完成させるための最後の秘訣であり、同時にある意味では、人間としての価値も、最後の土壇場においては、このねばりが出るか否かによって、決まると言ってもよいと思うほどです ・・・
こせつかない すべての偉大なものは、自ら出来上がるものであって、あまりにも早くからこせつきますと、大きな実りはできにくいものであります。【189】 #修身教授録一日一言 #森信三 #毎日投稿 #日常 ・・・
寡兵をもって大敵に向かう 仕事の処理ということは、いわば寡兵をもって大敵に向かうようなものであって、一心を集中して、もって中央突破を試みるにもひとしいのです。同時にまた広くは人生の秘訣も、結局はこれ以 ・・・
仕事の処理は修養の中心 仕事の処理いかんに、その人の人間としての偉さのほどが、伺えるとさえいえるほどであります。 実際われわれは、平生うっかりとしていると、仕事の処理などということに、修養上の一つの大 ・・・
偉人は仕事上手 われわれ人間の生活は、ある意味ではこれを仕事から仕事へと、まったく仕事の連続だと言ってもよいでしょう。同時にその意味からは、人間の偉さも、この仕事の処理いかんによって決まる、ともいえる ・・・