生・死より甚だしきものあり②|8月19日のことです。
生・死より甚だしきものあり② 是れに由らば則ち生くるもの而も用ひざることあり。是れに由らば則ち以て患を辟くばきも、而も為さざることあり、悪む所死より甚しきものあり。(告子上十章) これによらばすなわち ・・・
生・死より甚だしきものあり② 是れに由らば則ち生くるもの而も用ひざることあり。是れに由らば則ち以て患を辟くばきも、而も為さざることあり、悪む所死より甚しきものあり。(告子上十章) これによらばすなわち ・・・
生・死より甚だしきものあり① 如し人の欲する所をして生より甚しきものなからしめば、則ち凡そ以て生を得べきものは、何をか用ひざらんや。人の悪む所をして死よりも甚だしきものなからしめば、則ち凡そ以て患を辟 ・・・
二人に弈を誨へしむ 弈秋そして二人に弈を誨へしむ(告子上九章) えきしゅうをしてにたりにえきをおしえしむ。(こくしかみきゅうしょう) 【訳】 (国内一の名人の)秋に、二人の弟子に囲碁を教えさせることに ・・・
心を専らにし志を致さざれば 今夫れ弈の数たる少数なれども、心を専らにし志を致さざれば、則ち得ざるなり。(告子上九章) 【訳】 今、あの囲碁の技術などというものは実につまらない技ではあるが、心を専一にし ・・・
王の不智を或ふなきなり 王の不智を或ふなきなり。(中略)一日之れを暴めて十日之れを寒さば、未だ能く生ずるものあらざるなり。(告子上九章) おうのふちうたがうなきなり。(中略)一日これをあらためてとおか ・・・
惟だ心の謂うか 孔子曰く、「操れば則ち在し、舎つれば則ち亡ふ。出入時なく、其の郷をしるなし」と。惟だ心の謂か。(告子第八章) こうしいわく、「とればすなわちそんし、すつればすなわちうしなう。でしゅつに ・・・
未だ嘗て才あらずと為すもの 以て未だ嘗て才あらずと為すもの。(告子上八章) もっていまだかつてさいあらずとなすもの。(こくしかみはっしょう) 【訳】 (ある人が鳥や獣に近い生き方をしているのをみて)あ ・・・
平旦の気 平旦の気。(告子上八章) へいたんのき。(こくしかみはっしょう) 【訳】 平旦の気、すなわち夜明け方の静かで晴れやかな気。 〇松陰は、「平旦の気は浩然の気を養うための方法である。平旦の気を時 ・・・
豈に仁義の心なからんや 人に存するものと雖も、豈に仁義の心なからんや(中略)旦々に之れを伐る。以て美と為すべけんや。(告子上八章) ひとにそんするものといえども、あにじんぎのこころなからんや。(ちゅり ・・・
牛山の木嘗て美なりき 牛山の木嘗て美なりき(告子上七章) ぎゅうざんのきかつてびなりき。(こくし上はっしょう) 【訳】 (人々が毎日毎日木を伐採し、その結果、今ははげ山となってしまった)牛山は以前は樹 ・・・