堯舜も人と同じきのみ|6月18日のことです。
堯舜も人と同じきのみ 堯舜も人と同じきのみ(離婁下三十二章) ぎょうしゅんもひととおなじきのみ。(りろうしもさんじゅうにしょう) 【訳】 堯も舜でさえも、普通の人と変わりはない。 〇松陰は、「聖天子と ・・・
堯舜も人と同じきのみ 堯舜も人と同じきのみ(離婁下三十二章) ぎょうしゅんもひととおなじきのみ。(りろうしもさんじゅうにしょう) 【訳】 堯も舜でさえも、普通の人と変わりはない。 〇松陰は、「聖天子と ・・・
朋友の道 善を責むるは朋友の道なり。父子善を責むるは恩を賊ふの大なるものなり。(離婁下三十章) 【訳】 善を責め合うのは、朋友の間の道である。親子で善を責めるのは、もっとも親子恩愛の情をそこなうもので ・・・
所謂不考なるもの五 世俗の所謂不考なるもの五。(離婁下三十章) せぞくのいわゆるふこうなるものご。(りろうしもさんじゅうしょう) 【訳】 世間でいう親不幸には、五通りある。 〇松陰は、「健康な肉体を持 ・・・
道を同じうす 禹・稷・顔回同じうす。(離婁下二十九章) う・しょく・がんかい、みちをおなじゅうす。(りろうしもにじゅうきゅうしょう) 【訳】 禹・后稷・顔回は行ったことは(表面上はちがっていたが)、そ ・・・
平世・乱世 禹・禝は平世に当る。(中略)顔子は乱世に当る。(離婁下二十九章) う・しょくはへいせいにあたる。(ちゅうりゃく)がんしはらんせいにあたる。(りとうしもにじゅうきゅうしょう) 【訳】 禹・禝 ・・・
舜の如くせんのみ 舜の如くせんのみ。夫の君子の若きは患ふる所は則ち亡し。仁の非ざれば為すことなきなり。礼に非ざれば行ふことなきなり。一朝の患あるが如きは則ち君子は患へざるなり。(離婁下二十八章) 【訳 ・・・
一朝の患なきなり 自ら反して忠なり、其の横逆由ほ是くのごとくなれば、君子は曰はん、(中略)此れ亦妄人なるのみ、此くの如くんば則ち禽獣と奚ぞ撰ばん、禽獣に於て又何ぞ難ぜんと。是の故に君子は終身の憂ありて ・・・
一朝の患なきあり 此に人あらんに、其の我れを待つに横逆を以てすれば、則ち君子は必ず自ら反するなり。(離婁下二十八章) ここにひとあらんに、そのわれをまつにおうぎゃくをもってすれば、すなわちくんしはみず ・・・
君子の人に異る所以 君子の人に異る所以は、其の心を存するをもってなり。(離婁下二十八章) くんしのひとにことなるゆえんは、そのこころをそんするをもってなり。(りろうしもにじゅうはっしょう) 【訳】 心 ・・・
天下の性を言ふや、則ち故のみ 天下の性を言ふや、則ち故のみ。(離婁下二十六章) てんかのせいをいうや、すなわちこのみ。(りろうしもにじゅうさんしょう) 【訳】 天下において、人の本性を論ずる者は、誰で ・・・