人生は善|6月23日のことです
人生は善 世の中も大自然の進行のように、因果の関係によって、一糸乱れず、一物の不足、一事の不都合もなく、今ここに、こうした状態が発生している。 これに対し、或いは善を見て喜び、または悪と思って悲しむ。 ・・・
人生は善 世の中も大自然の進行のように、因果の関係によって、一糸乱れず、一物の不足、一事の不都合もなく、今ここに、こうした状態が発生している。 これに対し、或いは善を見て喜び、または悪と思って悲しむ。 ・・・
商売繁盛の八か条 一、気がついたら、すぐすること。 二、人を好ききらいせず、物をすききらいせぬ。 三、金払いをよくすること。 四、天候気候について不平不満をもたぬこと。 五、時勢の変動に、すばしこく対 ・・・
働きは最良の健康法 世の人たちは栄養をとれば、それで体が良くなると思っている。 栄養というのは何だろう。これは人間が働くための石炭でないか、機械を動かずための電力ではないか。ボイラーに石炭だけぼんぼん ・・・
清愛 私は、実は修学のため遠く遊んで、母の死にあっていない。 ことあって独居沈思の永い閑居を得たとき、これまで父母に対して重ねた不孝、自ずからにして胸つぶれ、涙さん然として止めがたい。ただ壁に向かって ・・・
まことの芸術 苦難のないところに、ほんとうの芸術は生まれない。 名優のおどりを見、大家の名画を見ると、神技自在、何のこだわりもなく、すこしの苦しみも見えないが、これこそ全く一生かけて苦しみぬいた汗の賜 ・・・
清濁あわせのむ 戦いは勇ましいように見えるが、静かに考えると、勇に似てまだ充分でない、義に似て完全ではない。 大勇は動かざるにある。沈勇は発せざるにある。 けんかの時、強い方は手を出さぬ。大義は、わた ・・・
心は大宇宙に住む 体がどんな境遇にあろうと、職業にあろうと、精神は自在である。 この境地を悟るために、修行者はわざと苦難に突入した。 哲人・ディオゲネスは樽の中にいてアレキサンダーに会った。 青年諸君 ・・・
ぱっととび起きる さあ今から一日の仕事が始まるぞと、ぱっと目をさました。 人は、イキをするのも、食物を消化するのも、血がめぐるのも、すべて自分の力ではありません。自分では知らぬ大自然の力で、眠らされ、 ・・・
生き物を愛する心 屋敷の中に寄ってきた動物は、それが何であろうと、いじめぬように可愛がっていきたいものです。 チョウ、ハチ、アブ、ガ、小虫、二~三坪の庭にでも、いろいろの動物がやって来て、にぎやかなこ ・・・
歌の心 自然の風光に美を見出すということは、実は、内にあるわが心をひらいて美に通じるわが本性を振り立てることである。 「我」とは、小さい肉体に限られているものではない。ほんとうの「われ」は、肉体の外に ・・・