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本を一にせしむ|3月28日のことです。

孟子 2019/03/27公開

本を一にせしむ 天の物を生ずるや之れをして本を一にせしむ、而るに夷子は本を二にする故なり。( 滕文公上第五章) てんのものをしょうずるやこれをしてもとをいちにせしむ、しかるにいしはもとをににするゆえな ・・・

万物には心がある|3月28日のことです。

丸山敏雄 2019/03/27公開

万物には心がある 物は生きている。万物には心がある。物には、我等同胞と同じように敬愛の心を持って接せねばならぬ。 これを知り行なうとき、人は初めて、物から好まれ、恵まれ、助けられる。 わが心の反射鏡の ・・・

まず己が動く|3月27日のことです。

丸山敏雄 2019/03/27公開

まず己が動く 人が二人以上寄ったとき、勝手にやっていては合わぬ。 「綱引き」など、団体競技は、皆が心がそろい、力が合うことが勝つ要件である。メンバーの中に強い者があっても、そろわぬと負ける。 一つにな ・・・

赤子を保んず|3月27日のことです。

孟子 2019/03/27公開

赤子を保んず 儒者の道は古の人赤子を保んずるが若しと。( 滕文公上五章) じゅしゃのみちはいにしえのひとせきしをやすんずるがごとしと。(とうぶんこうかみだいごしょう) 【訳】 儒者の道では、古の聖賢が ・・・

成功者を支える妻|3月26日のことです。

丸山敏雄 2019/03/26公開

成功者を支える妻 貧乏画家、池大雅の家に来客がとまった。夜半、別室で紙がガチャガチャと鳴る音がする。 翌朝たずね聞くと、夫婦の休むフトンがないので画の用紙をかさねて、その中にもぐりこんでいたのである。 ・・・

物の情|3月26日のことです。

孟子 2019/03/26公開

物の情 夫れ物の斉しからざるは物の情なり。(滕文公上四章) それもののひとしからざるものはじょうなり。(とうぶんこうかみだいよんしょう) 【訳】 そもそもどんなものでも違いあって同じではないということ ・・・

悪口|3月25日のことです。

丸山敏雄 2019/03/25公開

悪口 いつも私の悪口をいう人がある。一度聞きたいと思うが、真実はわからぬ。 まってくれよ、それがもし、事実とすれば、その人の方が正しい。もしまた事実でない悪宣伝をしているとしたら、向こう様こそまちがい ・・・

俸給の額|3月24日のことです。

丸山敏雄 2019/03/24公開

俸給の額 永い目で広く世の中を見ていると、能ある人は隅にかくれてはいない、つまらぬ人間が高給はとらぬ。必ず自然にその人に適するように定まるものである。 少なくとも就職の当初は、これに満足しており、喜び ・・・

生命の糸 |3月23日のことです。

丸山敏雄 2019/03/24公開

生命の糸 春風をはらんで、青空高く、いくつかのタコがあがっている。タコは風のまにまに上がったり下がったりおよぎまわっている。しかし、いつも一本の糸によって持ち主の手につかまれている。 人もまたこのよう ・・・