丸山敏雄

あいさつで絆を結ぶ｜6月4日のことです。

丸山敏雄 2019/06/04公開

あいさつで絆を結ぶ 人間は、二人以上一緒に暮らしていますときは、すぐにわがままが出ますので、これを一つのレールの上に乗せていくようにしなければ、うまくまいりません。このレールに乗るために、あいさつが生 ･･･

火のごとき実践｜6月3日のことです。

丸山敏雄 2019/06/03公開

火のごとき実践 人が個性をのばし、知能を発達させ、十分に働けるようになるには、何よりもさきに「知即行」（知ると同時に行なう）ということが、必要になってくる。 これは朝起きから始まる。目がさめる。それと ･･･

窮すれば通ず｜6月2日のことです。

丸山敏雄 2019/06/02公開

窮すれば通ず 事業の上でも経済の上でも、その他奇禍にあった場合でも、恐れ、憂え、怒り、急ぎ等々の私情雑念をさっぱりと捨てて、運を天に任せる明朗闊達な心境に達した時、必ず危難をのがれることが出来る。 見 ･･･

薫風｜6月1日のことです。

丸山敏雄 2019/06/01公開

薫風 郊外に出てみると、もうすっかり新緑だ、初夏だ。世はまっくら闇であるが、自然の、何という美しさだろう。何百年、何千年前の、そのままの草・木・鳥の声、人がどう変わろうと、少しも変わらぬ、動かぬ、昔の ･･･

朗らかになる法｜5月31日のことです。

丸山敏雄 2019/05/31公開

朗らかになる法 まず何よりも、朗らかな声を出す、言ってしまう、表現する。 世の中のユーモアは、笑いは、詩は、歌は、漫画は、音楽は、世を朗らかにするために現れた神の奏楽である。 上を向く。空を仰ぐ。胸を ･･･

人は我が心の反映｜5月30日のことです。

丸山敏雄 2019/05/30公開

人は我が心の反映 子の欠点を改めようとすれば、その原因は子にはなく親自身にある。子を気にせず、自分を改めようと努める。 取引の相手に、金払いのよくない商人があるとすれば、これは己の金払いに対する賤しい ･･･

ほんとうの働きとは｜5月29日のことです。

丸山敏雄 2019/05/30公開

ほんとうの働きとは 生きているということは、動いているといことである。 動くのは、働くのである。その働きが、運動が、雑であるときは、はたらきと見える。 ああ今日は働いているな、という間は、まだなまける ･･･

一秒の中に生きる｜5月28日のことです。

丸山敏雄 2019/05/30公開

一秒の中に生きる 人は、はてしもないほど広い地球の上の、ただ一つの点に立っている。 と同時に、限りもない昔から終わりもない未来にと続いて流れていく時間の、ただ一秒の中に生きている。 そしてまた、今生き ･･･

商品は天下の宝｜5月27日のことです。

丸山敏雄 2019/05/27公開

商品は天下の宝 あなたのお店に扱っておられる商品は、これこそ天下の宝です。 これを尊ぶことが、その商品を大切にするもとになるのですが、十分研究されておられますか。 研究することは、それに興味を持つこと ･･･