智・聖|7月12日のことです。
智・聖 條理を始むるは智は事なり。條理を終ふるは聖の事なり。智は譬へば則ち巧なり。聖は譬へば則ち力なり。(万章下首章) 【訳】 一糸乱れぬ合奏を始めるのは智の働きである。見事に合奏を終わるのは聖の力で ・・・
智・聖 條理を始むるは智は事なり。條理を終ふるは聖の事なり。智は譬へば則ち巧なり。聖は譬へば則ち力なり。(万章下首章) 【訳】 一糸乱れぬ合奏を始めるのは智の働きである。見事に合奏を終わるのは聖の力で ・・・
孔子ー速・久・処・仕 以て速やかなるべくして速かにして、以て久しうべくして久しうし、以て処るべくして処り、以て仕ふべくして仕ふるは、孔子なり。(万章下首章) 【訳】 早く立ち去る方がよい時には、さっさ ・・・
柳下恵ー鄙夫も寛に薄夫も敦し 柳下恵は汙君を羞ぢず、小管を辞せず。進みて賢を隠さず、必ず其の道を以てす。(中略)故に柳下恵の風を聞く者は、鄙夫も寛に薄夫も敦し。(万章下首章) 【訳】 柳下恵は徳のない ・・・
伊尹ー自ら任ずるに天下の重きを以てす 天下の民、匹夫匹婦も堯舜の沢を与かり被らざる者あれば、己れ推して之れを溝中に内るるが若しと。其の自ら任ずるに天下の重きを以てすればなり。(万章下首章) てんかのた ・・・
伯夷ー頑夫も廉に懦夫も志を立つ 伯夷は目に悪色を視ず、耳に悪声を聴かず。其の君は非ざれば事へず、其の民に非ざれば事へず、其の民に非ざれば使はず。(中略)故に伯夷の風を聞く者は、頑夫も廉も懦夫も志も立つ ・・・
主となる所・する所 近臣を観るには其の主となる所を以てし、遠臣を観るには其の主とする所を以てす。(万章上八章) きんしんをみるにはそのあるじとなるところをもってし、えんしんをみるにはそのあるじとすると ・・・
礼・義を以て 孔子は進むに礼を以てし、退くに義を以てす。(万章上八章) こうしはすすむにれいをもってし、しりぞくにぎをもってす。(ばんしょうかみはっしょう) 【訳】 孔子は進んで仕えるにも、退いて去る ・・・
其の身を潔くする 聖人の行は同じからざるなり。或は遠ざかり或は近づき、或は去らざるも、其の身を潔くするに帰するのみ。(万章上七章) せいじんのおこないはおなじからざるなり。あるいはとおざかりあるいはち ・・・
天民の先覚者なり 天の此の民を生ずるや、先知をして後知を覚さしめ、先覚をして後書を覚さしむ。予れ将に斯の道を以て斯の民を覚さんとするなり。予れ之れを覚すに非ずして誰れぞや。(万章上七章) てんのこのた ・・・
天下を有つ 匹夫にして天下を有つ。(中略)世を継ぎて以て天下を有つ。(万章上六章) ひっぷにしててんかをたもつ。(中略)よをつぎてもっててんかをたもつ。(ばんしょうかみろくしょう) 【訳】 身分の低い ・・・