西伯は善く老を養う者なり|10月27日のことです。
西伯は善く老を養う者なり 伯夷、紂を避けて北海の浜に居り、文王作興すと聞きて曰く、「盍ぞ帰せざらんや。吾れ聞く西伯は善く老を養ふ者なり」と。(尽心上二十二章) はくい、ちゅうをさけてほっかいのほとりに ・・・
西伯は善く老を養う者なり 伯夷、紂を避けて北海の浜に居り、文王作興すと聞きて曰く、「盍ぞ帰せざらんや。吾れ聞く西伯は善く老を養ふ者なり」と。(尽心上二十二章) はくい、ちゅうをさけてほっかいのほとりに ・・・
君子の性ー仁義礼智、心に根ざす 君子の性とする所は大いに行はると雖も加へず、窮居すと雖も損せず、分定まるが故なり。君子の性とする所は仁義礼智、心に根ざす。(尽心上二十一章) くんしのせいとするところは ・・・
君子に三楽あり 父母倶に存し、兄弟(事)故なきは位置の楽しみなり。仰いで天に愧ぢず、俯してひとに怍ぢざるは、二の楽しみなり。天下の英才を得て之れを教育するは、三の楽しみなり。君子に三楽あり。(尽心上二 ・・・
大人なる者あり 大人なり者あり。己れを正しうして物正しき者なり。(尽心上十九章) たいじんなるものあり。おのれをただしうしてものただしきものなり。(じんしんかみじゅうきゅうしょう) 【訳】 大人物とい ・・・
故に達す 人の徳慧術知ある者は恒に疢疾に存す。独り孤臣孽子は其の心を操るや危ふく、其の患を慮るや深し、故に達す。(尽心上十八章) ひとのとくけいじゅつちあるものはつねにちんしつにそんす。ひとりこしんげ ・・・
為さざる所を為すなく、其の欲せざる所を欲するなし 其の為さざる所を為すなく、其の欲せざる所を欲するなし。此く如きのみ。(尽心上十七章) そのなさざるところをなすなく、そのほっせざるところをほっするなし ・・・
江河を決するが如く 其の一善言を聞き一善行を見るに及んでは、江河を決するが如く、沛然として之れを能く禦ぐことなきなり。(尽心上十六章) そのいちぜんげんをききいちぜんこうをみるにおよんでは、こうがをけ ・・・
良能・良知 人の学ばずして能くする所のものは、その良能なり。慮らずして知る所のものは、其の良知なり。(尽心上十五章) ひとのまなばずしてよくするところのものは、そのりょうのうなり。おもんばからずしてし ・・・
善教 善政は善教の民を得るに如かざるなり。(尽心上十四章) ぜんせいはぜんきょうのたみをうるにしかざるなり。(じんしんかみじゅうよんしょう) 【訳】 法度、禁令をきちんと整備した善政は、仁義道徳のよい ・・・
君子―化・神 君子の過ぐる所のもは化し、存する所のものは神なり。(尽心上十三章) すんしのすぐるところのものはかし、そんするところのものはしんなり。(じんしんかみじゅうさんしょう) 【訳】 心ある立派 ・・・