やまとおのことは|5月19日のことです。
Release: 2019/05/19 Update: 2019/05/19
やまとおのことは
およそわが身辺に起伏する雑事については、心を微動だもさしてはならぬ。明鏡のごとき不動心を堅持して、泰然として山のごとくではなくてならぬ。
しかしながら、事いやしくしておおやけのこと、祖国の重大事に関しては、猛火のただ中に屹立した不動明王の大勇猛進をもって、降魔の大剣を揮い、一刻の逡巡もなく、寸毫の妥協もあってはならぬ。毅然として起ち敢然として進む。
これこそ、やまとおのことの、さながらなる心境である。
丸山敏雄一日一話幸せになるための366話、5月19日の言葉です。
大和男子(やまとおのことは)。
先人達に感謝しなければなりませんね。
今こうしていられるのもたくさんの大和男子のおかげです。
自分も今できることをしっかりやらなければと思います。
今日一日朗らかに安らかに喜んで進んで働きます。
関連コンテンツ
出足をはやく 「出足をはやく、引き足をはやく」 これは、世渡りの秘法である。 スポーツの正解では、ことのほかスタートがやかましい。 スモウでは立ち上がり、シキリで、ほとんど勝負が決まる。 この意味で、…
正常心 動物は、本能によって、異常な働きをする。暗夜に物につき当らぬ。渡り鳥が、その方向を間違えぬ。 人は、そもそもそうした本心を持っているのであるが、我がままに堕して、そうした能力を失ってしまった。…
命名の意義 わが国では、昔から、造った品に名をつけていました。刀で申しますと、「菊一文字」とか、「浪切丸」とかいうのがあります。 人間の名づけは、元服の式、命名の式になります。一人前になったという印に…
生き物を愛する心 屋敷の中に寄ってきた動物は、それが何であろうと、いじめぬように可愛がっていきたいものです。 チョウ、ハチ、アブ、ガ、小虫、二~三坪の庭にでも、いろいろの動物がやって来て、にぎやかなこ…
はたらきと遊び はたらきも、気持ちよくやっておればこれほど愉快なものはなく、はたらき自身が遊びとなる。 昔の人が、「芸に遊ぶ」といったのは、この境地をさしたのであろう。 そう見てくると、はたらきと遊び…