大きい動きにのる|4月30日のことです。
Release: 2019/04/30 Update: 2019/04/30
大きい動きにのる
人生は一つのリズムに乗って生活している。
大きい動きに、のることである。そのときそのとき、天候気候・自然・人事・心の動きのただそのままに、すべての現象に泰然として乗り、自若として居る。大船にのった心、大波にのった相…。
春におり、夏に涼み、秋に楽しみ、冬に親しむ。一つとしてそれに抗せず、順応する。
このとき、すべては、天のままに花さき、地のまにまに実る。人間生活のすべて、自然現象のことごことくが。
丸山敏雄一日一話幸せになるための366話、4月30日のことです。
日々の生活は自然の大きな流れには逆らえません。
それに沿って生きることもまた大切なこと。
本日は平成最後の日。
それもまた自然の流れなのでしょうね。
流れる時間を止めることはできないし過去を変えることもできません。
変えられるのは自分の考え方だけですね。
今日も一日がんばります。
関連コンテンツ
永遠の栄え 一本の木、それは花を開き、実を結ぶ。そこに寄る虫、飛ぶ鳥、それがまた各々一つ一つの生命に、見事に統一されている。 木の下に石がある。その石が一つの力で形を成し、かたさを保つ。それが土地と岩…
芸術の意義 山の中に入り込むと、山は見えません。泳いでいては、海の偉大さはわかりません。 ほんとうに生活そのものの意義 実は自分そのものを見きわめるためには、自分の生活・仕事から全く離れて見る。 客観…
物に動かされない心 物が貧しくなると心が乱れ、俸給の多少によってその働きに色をつけるような人間は、たくさん持たせると遊びをおぼえる、余裕ができると堕落する。 物質に動かされない心にして、はじめて物質を…
幸福の正道 人間、幸福のただ一つの正道は、家庭の人々を喜ばせ、職場の人々を喜ばせ、社会を喜ばせ、すべての物を喜ばせる生活である。 そしてこれが、最も楽しい、また行きづまりのない無限の幸福な生活である。…
人間は、なぜ生命をほしがるのであろうか。生命は世界で他に比べるもののないたった一つの宝であるからであろう。 我が肉体は、父祖にうけ、他に代用できない天下一品の身体である。何をきらい、何をおそれ、何を憂…