子を易へて之れを教ふ|5月6日のことです。
Release: 2018/05/06 Update: 2018/05/06
子を易へて之れを教ふ
子を易へて之れを教ふ。(離婁上十八章)
こをかえてこれをおしう。(るろうかみじゅうはっしょう)
【訳】
(昔は)自分の子供と他者の子供をとりかえて教えた。
〇松陰は、「人の道の根本は父子の関係にある。よって子供をとりかえて教えるというのは意見は誠によい。天下国家をよくしたいという志のある者は、このように心がけるべきである」と記している。
孟子一日一話、5月6日、今日の言葉です。
教えるということが自分自身の一番の学びとなることを知っているからこそ、その言葉がでるんでしょうね。
話すアウトプットするということが一番の学びというのはたしかなことですね。
何倍も勉強することになるし、自分に入ってくるも多いです。
自分の子供では甘えもでるからなのでしょうね。
今日も一日がんばります。
関連コンテンツ
見て・聞きて之れを知る① 堯舜より湯に至るまで五百有余歳。(中略)湯の若きは則ち聞きて之れを知る。湯より文王に至るまで五百有余歳。(中略)文王の若きは則ち聞きて之れを知る。文王より孔子に至るまで五百有…
心のスイッチ 自分の物と思いこんでいた肉体は我が体ではなかった、偉大極まりもない大自然の生んだ命であった。 ここに気がついて、一切の気がかりをすっぱり投げ捨てた時、自己の存在が実になる。 命が自覚し、…
涙のむこうに 涙、これは怒るために出すものではない。怒れば毒素と変じて、己の肉体をはばみ、他人を害する。 ただ己の罪悪を深く感じて、私情私恨のすべてを消しつくし、涙に明け暮れるわび、ざんげ・・・。 こ…
君子は天を怨みず、人を尤めず。(公孫丑下十三章) 【訳】 心ある立派な人は、どんなことがあろうとも、天を怨んだり、人をとがめたりはしない。 〇松陰は「心ある立派な人の心は、二つの面がある。その一つが、…
重地には吾将に其の食を継がんとす。(九地) 重地吾将継其食。 「重地においては、わたしはつねに部隊の兵糧を絶やさず、補給や調達を強化しなければならない」敵の領内における重地とは、敵の領内深く入りこみ、…