岐路に立った時|12月5日
Release: 2019/12/05 Update: 2019/12/05
岐路に立った時
光明と暗黒の岐路に立った時、毅然として光明の面に向き直って、ひた押しに押し進む。また岐れ路に立った時、これをくり返す。かくて、たゆまず進んで止まぬと、ついには光明常住の彼岸、無為にして争いなき至境に行きつく。ここに、まことの人生がある。
人の世は、玲瓏玉のごとき輝きにみち、馥郁たる香気に包まれている。我らは、無限の空間と無窮の時間とが切りあったむすびの一点に毅然として屹立して、人生の香気をしずかに呼吸しよう、大宇宙の妙音を心おきなくわが魂に抱きしめよう。
12月5日、丸山敏雄一日一話幸せになるための366話、今日の言葉です。
おはようございます。
丸山敏雄先生は詩人ですね。
たびたび詩や書について触れています。
言葉の多さには本当にびっくりしますね。
わかりやすいくてわかりにくい。
自分の中にない言葉はなかなか入ってきませんが、よく読み自分の言葉につけ足していくことで成長できるような気もします。
今日も一日がんばります。
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