岐路に立った時|12月5日
Release: 2019/12/05 Update: 2019/12/05
岐路に立った時
光明と暗黒の岐路に立った時、毅然として光明の面に向き直って、ひた押しに押し進む。また岐れ路に立った時、これをくり返す。かくて、たゆまず進んで止まぬと、ついには光明常住の彼岸、無為にして争いなき至境に行きつく。ここに、まことの人生がある。
人の世は、玲瓏玉のごとき輝きにみち、馥郁たる香気に包まれている。我らは、無限の空間と無窮の時間とが切りあったむすびの一点に毅然として屹立して、人生の香気をしずかに呼吸しよう、大宇宙の妙音を心おきなくわが魂に抱きしめよう。
12月5日、丸山敏雄一日一話幸せになるための366話、今日の言葉です。
おはようございます。
丸山敏雄先生は詩人ですね。
たびたび詩や書について触れています。
言葉の多さには本当にびっくりしますね。
わかりやすいくてわかりにくい。
自分の中にない言葉はなかなか入ってきませんが、よく読み自分の言葉につけ足していくことで成長できるような気もします。
今日も一日がんばります。
関連コンテンツ
己をあざむく者は 約束の中で、最も破りやすく守りにくいのは、自分自身、「こうしよう」「これはすまい」と心にきめたきめごとである。 実は、一度口にした事、心にこうと定めた事は、宗教的に言えば神との約束と…
書道を始めてしばらくすると、必ずいやになる時があります。こうした関所で、いくじなしが、まずふるいにかけられるわけです。 こうした行い詰りを越えて、「一つの手本」が手に入ってくると、うまく書けるようにな…
2月27日、丸山敏雄一日一話(幸せになるための366話)の今日の言葉です。 男は、人の見ぬところでゴソゴソするものではありません。 堂々と、「この私を見てくれ」というのでなくてはウソであります。 角力…
春風に和む家庭 夫婦がうまくいかぬ、養子や嫁と新しい父母との間が悪い、子供が不良である、兄弟仲がまずい―これは世に珍しくない家庭の悩みである。 それが、その中の誰か一人、倫理をふんで心・行いを改めると…
「ハイ」の一言 父母に対して愛情を感じることができず、「ハイ」と言えないドラ息子がおります。 母親のあたたかさも知らずに、母を泣かしている娘がおります。 世のなやめる子らよ、とぎすましたまことの「ハイ…