日々新たに|8月21日のことです。
Release: 2018/08/21 Update: 2018/08/21
日々新たに
名誉や地位や才能や世間の評判や、そうした、はっきりせぬ影のようなものにつかまり、失うまいとあせる。それがかえって自分をそこにくぎづけにして、進歩も向上もさせないことになる。
一境に達すれば更にまた新しい次の一境、かくして月に進み、日に進み、時々刻々に新たなるこそ、不断の進行である。
進行は、捨てるのである。向上は、捨てるのである。
得ては捨て、捨てては得る。かくして、その日々を、捨てて、捨てて、進んで行く。
8月21日、丸山敏雄一日一話幸せになるための366話、今日の言葉です。
こういうことはあると思います。
何か一つ役をやればどんどん広がっていくものでありますが囚われてはいけないと思います。
なんだか身にまとっていくもの。勘違いしてはいけませんね。
いつでも捨てて新しいものにチャレンジする。
日々の忙しさにかまけて捨てていなんでしょうね。
捨てて進む。
今日一日朗らかに安らかに喜んで進んで働きます。
関連コンテンツ
書は心画 書は心画です。心の絵であり、心操の投影です。書道は、書を上手に書くようになろうというのでなくして、書という形象を一つの容器として、その書を紙の上に書いて、そこにあらわれている我が心を直してい…
悪銭は苦しみの素 たとえばここに、法をくぐって私利を得たとする、その時は得をしたように思う。そうした利益は、その人を幸福にしたように笑みかける。しかしやがては、きばをむき出してその人に反抗し、その人を…
門を出るとき、玄関を去るとき、ここに一つの引きしまりがつく。そのため多くの場合、門柱があり、看板があり、何か目じるしがある。これは、外部の人に対してだけ何か役に立つというものではない。私自らの心のくく…
あなたは夫を喜ばしていますか。貴下は妻を大切にしていますか。君は両親をてこずらせていはしないか。老翁大人、あなたは子供や嫁を朝からガミガミとしかっていませんか。こうした反省から、あなたは周囲、毎朝出会…
食物は努力の結晶 今日私どもの日々食膳にのぼる食物は、その料理法や、その食べ方や礼儀等は、何万年の昔から、何人とも計算のできぬほどのたくさんな祖先たちによって考えられ伝えられて、今日まで来ている。 人…