欲望は浄化して|12月3日
Release: 2019/12/03 Update: 2019/12/03
欲望は浄化して
人間的自由は、人間の動物的自由を否定した程度に得られる。
平等とは、働きに応じ、ねうちに応じて得られる。ゆえに分配の平等を望む者は、「真のはたらき」を知るにある。
欲望は、もともと人の本能に根ざす。が、自己中心の動物的欲望は、そのままでは人を幸福にしない。
浄化して「人のため世のため」と念願するとき、おのずからして充たされる。
12月3日、丸山敏雄一日一話幸せになるための366話、今日の言葉です。
おはようございます。
動物的本能を人はだれでも持っています。
それがむき出しのままだと良い事は一つもありませんね。
浄化するというのはよい言葉の言い回しだと思います。
そういう欲求、欲望が人には元から生きるためにある。
食欲、性欲、睡眠欲など。
これを浄化する。
世のため、人のための欲求になってはじめて幸せになれる。
たしかにそうかもしれません。
今日も一日がんばります。
関連コンテンツ
我が力を誇る 楽聖ベートーヴェン、文豪シェークスピア、画聖ラファエロに、英雄ナポレオン、聖雄ガンジーに、誰があなたの生命にそうした大天才をしのぐ力が無いとすることができるか。その力は生命より発揮する。…
青年諸君 青年諸君!諸君は他に比べることのできない天下一品の肉体と世上無比の心ももって世に生まれた。その個性は、磨けば伸ばせば、際限なく大きくなり己である。 青年諸君!己の小さな肉体の捕虜となる必要は…
うまくいかぬときは うまく行かぬから、望みを失うのではない。望みをなくすから、崩れて行くのである。 みかけがよく見えたり、悪しく見えたりするのは、ただ表面の変化であり、それは、すでに大きくのびるための…
子は親の心の実演 子供は親そのままである。顔形から、身ぶりから、言語の言いぶりから、くせに到るまで・・。 だから子供の手が負えぬ、悪くて困るという時、その原因はことごとく両親にあると知って、自分を改め…
喜んでやる 人の「喜び」に出会うと、何とも言われぬよい気持ちになるのはなぜだろう。 相手の心の光とうるおいとの放射に包まれるからである。暗い室に電灯がついたように、明るさに抱かれるからである。 喜んで…