決死の覚悟|4月14日のことです。
Release: 2019/04/14 Update: 2019/04/14
決死の覚悟
鉢巻は、いざという時、「我が身は神の占めるところとなれ。神様に差し上げるから、神よ、我が身を拠りどころ(依代)として乗り移れ」というような心持ちでしめたのである。決死の覚悟を決めたというしるしである。
そもそもスポーツにおいて、まわしをしめ、鉢巻を結ぶのは、「この技を祖神の照覧に供す。我をして生命を顧みず、全力をつくさしめ給え」という式である。
相撲など、この上、水を呑み塩をふって決死の式をとる。壮快といわねばならぬ。
丸山敏雄一日一話幸せになるための366話、4月14日のことです。
だんだんとそのような覚悟がなくなっていくんでしょうか。
決死の覚悟で挑みたい人がいても、それを国が許さないんでしょうね。
部活動も働き方改革で休みが増えるそうです。
日本人には日本人のやり方考え方があると思うんですが。
きっと勤勉な外国人の方が日本人らしさをもつ世の中になってしまうのでしょうね。
今日も一日がんばります。
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