約束は必ず守る|11月11日
Release: 2019/11/11 Update: 2019/11/11
約束は必ず守る
だらしない人は、その人の周囲が、その人の心の通りにだらしなく動いていく。それで所々穴のあるままの網をうつごとく、またここかしこに石をぬいた石垣のように、その事業は、形は花やかに見えても、何かつまづいたらガラリと崩れてしまう。
約束を守らぬような人は、常にそれだけのマイナスの返礼を受けていると思わねばならぬ。約束を破る者は、人の幸を奪うと同時に己の福を捨てるものである。
約束は、必ず守る、守れると決心のつく事以外してはならぬ。
11月11日、丸山敏雄一日一話幸せになるための366話、今日の言葉です。
まずは自分からしっかりと取り組まねばなりません。
約束というのは他人とのものだけではありませんね。
自分との約束もあります。
朝早く起きる。トイレ掃除をする。履物を揃える。
こういう自分とのことですら守っていない時がありますね。
他人とのことは特にしっかりと決心をつけなければいけません。
今日一日朗らかに安らかに喜んで進んで働きます。
関連コンテンツ
神様に会計を任せる ある田舎に疎開したまま、遠く南方に出ていた夫は亡くなり―その代わりに、夫の生前にその人格に打たれた人たちを四人もあずかって、昔覚えた芸道をわずかに口そそぎの料として暮らしている女性…
交渉の心構え 一つの使命を持った交渉にあたるときは、その目的をしっかりと肚にいれることが第一そういう目的のために行うことを、準備する。そうしてすっかり忘れる。 向こうについたときは、「なんのために来た…
大物にぶつかれ! このごろ歌がいくらでもできる、と思うときは、もう型をつくりだしたとき、そして、逆行の第一歩だと思わなければならぬ。 やっても、やっても、ものにならぬ。さっぱりわからなくなったときこそ…
人の自覚(己を知る)の第一歩は、ここが一ばんよい、天下一品のえらばれた土地である、と知ることである。 今がまた二度と無い時であることを、はらの底から自覚する。それが人間の一年生である。 だから、今直面…
一歩外の出る 君は、服がないという、住宅が狭苦しいとこぼす。 なるほど、君の肉体は破れ服に包まれ、見すぼらしい家に暮らしているのであろう。 それはまちがいないことだ。 しかし心は、いつまでも破れ服の中…