苦難を喜ぶ|10月18日の言葉です。
Release: 2018/10/18 Update: 2018/10/18
苦難を喜ぶ
苦難は人がその生活を誤って不自然な姿に立ち向かっている時、これを警告してくれる自然の信号である。その符号は、「苦しみ」「なやみ」といった外形をとってあらわれる。従って苦しみがおこったときは、すぐにそれが何であるかを知って、これを改め守る決心をし、実行しはじめる。
その時、前の苦難はたちどころにその姿を消してしまう。ここに以前にもましてすばらしい広い世界が開け、新しい天地が生まれてくる。前の何倍か向上した高い世界が、美しい位置が・・・。それで「苦難は幸福の門」という。
10月18日、丸山敏雄一日一話幸せになるための366話、今日の言葉です。
苦しみ、悩みが無くなることはありませんね。
それだけ不自然なことを常に人間はするんだと思います。人の本質が善であるのにやっぱり自分を中心に自分勝手な判断をする自分もいます。
そんな自分がいると認識はしているのですが改めるのは至難の業です。
しかし、苦難は幸福の門。
今日一日朗らかに安らかに喜んで進んで働きます。
関連コンテンツ
二宮尊徳の教え 早起きで有名なのは、二宮尊徳先生であります。少年の頃から、早く起きて読書され、また、勤労された。先生はいつもゾウリをはき、割羽織に一本さして、二里もある下館町から二番鶏頃に来られ、家々…
時の記念日 六月十日は、「時の記念日」である。 しかし時間を正確に守るのは、実は文化の進んだ社会でのことではなくて、動物の生活は、時間厳守で一歩もまちがえない。 正しい時間の中に生きているのが、生物の…
成長の原理 成長とは、二者の対立が一つに統一されることによって、新しいものが生まれてくるのです。新しいものと申しましても、その本質は厳然として不変でありながら、そこに他のものを採り入れるのです。 家の…
夫婦は一対の反射鏡 夫婦は違いに向いあった反射鏡である。夫が親愛の情にもえてやさしくすれば、妻は尊敬信頼して、世の中の夫より外に男性はないと、ただ一途に夫にたよる。この時夫は又、世の妻より外によき女性…
自然の均衡 紀州にある郡に、神社の合祀が流行しました。その時、小鳥学者の川口先生は、火のようになって反対しました。「宮の森は、小鳥のねぐらである。宮をこぼち木を切れば付近の村々は、害虫に困らされるぞ」…