兵の情は速やかなりを主とす。人の及ばざるに乗じ、虞(はか)らざるの道に由り、|7月8日
兵の情は速やかなりを主とす。人の及ばざるに乗じ、虞(はか)らざるの道に由り、
兵之情主速。乗人之不及、由不虞之道、(攻其所不戒也。)
「作戦の要諦は、なによりもまず迅速が大切である。敵のすきに乗じ、思いもよらぬ道を通って、(敵の警戒していないところを攻めることだ)」
”兵の情”とは、用兵上の真髄という意味。
”人の及ばざるに乗ず”とは、敵のスキをとらえて意表をつくことである。
孫子の兵法では、一貫して速戦を主張し、迅速な行動を重視している。
其の戒めざる所を攻むるなり。と訓ずる。
7月8日、孫子・呉子一日一話(兵法に学ぶ人と組織の動かし方365)の言葉です。
おはようございます。
敵が大軍で強い場合でも弱点はある。
敵がもっとも大切にしているものを奪ったり、ものすごく迅速に動くこと。
敵の虚をつくことが大事ですね。
あたりまえの考えでは絶対に窮地を脱することはできないんでしょうね。
何が起こるかわからないということで事前の準備をしっかりとすること。
大切なことです。
今日も一日がんばります。