2018年8月の記事

一歩外の出る|8月31日のことです。

丸山敏雄 2018/08/31公開

一歩外の出る 君は、服がないという、住宅が狭苦しいとこぼす。 なるほど、君の肉体は破れ服に包まれ、見すぼらしい家に暮らしているのであろう。 それはまちがいないことだ。 しかし心は、いつまでも破れ服の中 ・・・

動そのまま不動|8月30日のことです。

丸山敏雄 2018/08/30公開

動そのまま不動 万物万象ことごとく、常に変わりあらたまって、息(やす)む時がない。しかもそのまま、少しも「かわらぬ」。 「動」の側よりこれを見れば、常におやすみなく動いている。しかも、それが「不動」の ・・・

人に頼らない|8月29日のことです。

丸山敏雄 2018/08/29公開

人に頼らない 人生とは、人間の世の中であり。人が処理するものであり、人が生産するのである。 人とは、己自身である。己の外にこれをするものはないと全責任を感じ全力を挙げて働くのが、人である。故に、人に頼 ・・・

できるまで止めぬ|8月28日のことです。

丸山敏雄 2018/08/28公開

できるまで止めぬ すべて、一度はじめたことは、ひといきに、一気呵成に、やりとおすのが、成功の最短距離である。 しかし、そんな気短にいかぬことがある。そのときは一歩また一歩、山を登るように、急がず、たゆ ・・・

大体ー大人・小体―小人|8月28日のことです。

孟子 2018/08/28公開

大体ー大人・小体―小人 其の大体に従へば大人となり、其の小体に従へば小人となる。(告子上十五章) 【訳】 (人の体には大体と小体の区別があるが)大体、すなわち良心に従っていけば偉大な人物となる。小体、 ・・・

燃える希望を掲げよ|8月27日のことです。

丸山敏雄 2018/08/27公開

燃える希望を掲げよ 事業に対して、燃えるような希望をもっているか。 事業の底に巌のごとき信念が坐っているのでなければ、ヒヤヒヤと恐れ心配する心の上には希望の光は発しない。 太陽のような巨大な希望を高く ・・・

大を養ふ者は大人となる|8月27日のことです。

孟子 2018/08/27公開

大を養ふ者は大人となる 其の小を養ふ者は小人となり、其の大を養ふ者は大人となる。(告子上十四章) そのしょうをやしなうものはしょうじんとなり、そのだいをやしなうものはたいじんとなる。(こくしかみじゅう ・・・