人の本性|5月21日のことです。
Release: 2018/05/21 Update: 2018/05/21
人の本性
平和な日常の生活、それは物がなくてもは一日も一分も生きて行けない生活(と考えられる)、これは実は、錯覚の生活である。
心に何の憂いもなければ、たとえ水を飲んで暮らしていても幸福である。
苦しみ悩みは物にあるごとく見えるが、実は心にある。
ほんとうは人間は、物を得て幸福なのではなくて、これを捨てたとき、幸福である。いや捨てて何ももたぬが、人の自然であり、ほんとうのありようであり、本性である。
5月21日、丸山敏雄一日一話幸せになるための366話、今日の言葉です。
「信ずれば成り、憂えれば崩れる」を思い出します。
どんなに物質的には恵まれていても、明日の生活に憂いをもてば幸せとは言えないですね。
常に不安な状態に状態にならないようにするためには心を強くしたり心に栄養を与えなければなりません。
シンプルに生きなければいけませんね。
今日一日朗らかに安らかに喜んで進んで働きます。
関連コンテンツ
真実は心の中にあり 物は、一つの所につかまって、そこだけ見ては、ほんとうの事はわからぬ。「井の中のかわず」とか、「針の穴から天をのぞく」とか言うのは、そのことであろう。 高い所の上がって見下ろしてみる…
その時、その職場は、天下唯一の聖なる働き場所ではないか。 そしてその一瞬間は、自分の一生の中たった一度しかない清き時間ではないか。どうして、うっかりできよう。 他にない時、またとない所、そしてそれだけ…
アリの教え アリやクモなどは、人の害をしないばかりか、タタミの隅や屋敷のまわりに散らばっているきたない物を、全部運び去って清掃してくれるのです。 ですから、アリなどがタタミの上に上がって来たといって、…
人は、縄をもっては、その肉体をしばる事はできるが、その精神をくびることは出来ぬ。 人の心をかなしばりにしばりつけるものは、ただ一の信(まこと)あるのみである。 「士は己を知る人の為に死す」(史記)と言…
人体は、宇宙の運行と共に生き、天地の生成と共に同じ力で息づいている。 肉体は、自分で治る力を持っている。医薬も、その他一切の治病の方法も、だた自然に治る力を旺盛にする方法であるにすぎない。 それをじゃ…