人の本性|5月21日のことです。
Release: 2019/05/21 Update: 2019/05/21
人の本性
平和な日常の生活、それは物がなくてもは一日も一分も生きて行けない生活(と考えられる)、これは実は、錯覚の生活である。
心に何の憂いもなければ、たとえ水を飲んで暮らしていても幸福である。
苦しみ悩みは物にあるごとく見えるが、実は心にある。
ほんとうは人間は、物を得て幸福なのではなくて、これを捨てたとき、幸福である。いや捨てて何ももたぬが、人の自然であり、ほんとうのありようであり、本性である。
5月21日、丸山敏雄一日一話幸せになるための366話、今日の言葉です。
すべては心の問題である。
実際にそうなんだと思います。
寝ている時には不幸も幸福も感じることはないですね。
何もなくても幸福だと思えれば幸福なんだと思います。
それにはいつも感謝するような習慣が必要なんだと思います。
今日一日朗らかに安らかに喜んで進んで働きます。
関連コンテンツ
体の不思議 世の中に不思議は多い。しかし、人の肉体ほど不思議なものはない。 顔に二つの写真機がすえつけてある。両側には、見事な受信機の耳をもってる。その下の鼻の窓、口の門戸、内臓の一つ一つ、手足の自由…
物は生きている 物は生きている。着物も、道具も、機械も、金銭も皆生きている。 大切につかえば、その持ち主のために喜んで働き、粗末にあつかえば、すねて持主に反抗するだけでなく、時には腹立てて食ってかかる…
命は天意に根ざす 父母の恩は、生命の根元にさかのぼってこれを与えられた施与の恩と、さらにこれをはぐくみ育てて今日までにしてくれた愛育の恩とひろがる。 しかしこの恩を、さらに深く広く思いをめぐらすと、命…
食物でも住宅でも、人類は、永き歴史の推移につれて、物の役目を、より便利により完全に改良進歩させるだけでは満足ができずに、実用を越えた芸術の世界にまで高めずにはおきませんでした。 人の造った、物、事、そ…
2月24日の丸山敏雄一日一話(幸せになるための366話) 歌に生きる心を分解してみると、まず見ることから始まる(聞くことも同様)。 対象をじっと見るのである。そのままに、感情をまじえず、あるがままに、…