修行時代 20
Release: 2023/11/14 Update: 2023/11/14
人間は四十までは、もっぱら修行時代と心得ねばならぬということです。現に山登りでも、山頂まではすべてが登り道です。同様に人間も、四十まではいわゆる潜行密用であって、すなわち地に潜んで自己を磨くことに専念することが大切です。
#運命を創る100の金言 #森信三
修行時代と心得る前に40歳は過ぎてしまいました。
今が修行の真っ只中という印象です。
今も登りは登りなんでしょうがずっと登りでいたいものだとも感じます。
今日は下座行でした。
時を守り、場を清め、礼を正す。
こういう具体的なことに常に意識をしていないといけないと感じます。人に見えない部分でこのような実践を重ねないとすぐに心は反応してしまうようです。
問題の多い心の模様ですが少しでも白い状態でいたいと思います。
今日も意識してがんばります。
関連コンテンツ
階段の昇り降りなども、なるべく音を立てないように―という心づかいが大切です。音を立てないためには、どうしても爪先を多く使わねばなりません。ところが、爪先を多く使うという事は、常に心の引き締まっている…
時間と人生 「時間と人生」という問題について、一番大事な点は何かというと、それは人間は、その人がどれほど時間を生かしているか否かが、その人の人間として真の値打ちだということです。これは言い換えれば、一…
本質を見失うな② 自分のなすべき当面の仕事をなおざりにしておいて、他の方面に力をそそぎますと、仮にそうして力をそそいだ方面は、根本的な事柄であり、またその努力がいかに大きなものであっても、こういう人は…
この人間の長所短所の問題については、私は平素から大体次のように考えているのです。それは知識とか技能のような、いわば外面的な事柄については、一般的には短所を補うというよりも、むしろ長所を伸ばす方が、よ…
「報徳記」と「夜話」に学ぶ 極端に言えば、小中学校では尊徳翁の「報徳記」と「夜話」とを読ませれば、修身書はいらぬとも言えるほどです。教科書を躬をもって突き抜けていくだけの信念がなくては、何を言っても無…