出足を早く|1月24日のことです。
Release: 2018/01/24 Update: 2019/01/12
門を出るとき、玄関を去るとき、ここに一つの引きしまりがつく。そのため多くの場合、門柱があり、看板があり、何か目じるしがある。これは、外部の人に対してだけ何か役に立つというものではない。私自らの心のくくり、それはここにあるとそう思って、後ろに向き直って一礼する。それが作法であろう。その継ぎ目、それが朝の出発であり、夕の引き上げである。出足を早く、引き足をはやく、ただしその出も引きも、作法通りルール通り一分のすきもないー見事な出馬、あざやかな引き上げ。これで、日々の仕事が完成していく。
丸山敏雄一日一話(幸せになるための366話)1月24日の言葉です。
礼に始まり礼に終わる。
大事なことですね。
おはようございます。よろしくお願いします。という気持ちで仕事に向かい、
返りはありがとうございました、明日もよろしくお願いしますと会社をあとにする。
意識をもって向かうことも大切ですね。
今日一日朗らかに安らかに進んで働きます。
関連コンテンツ
後には引かぬ覚悟 「びんぼう」の苦しさ、これは実は自分で苦しんでいるので、苦しみそのものがあるのではない。 配給をうける金がない・・・ではおことわりしよう。今夜のパンがない・・・では食べずに水を飲んで…
書は精神の表徴 書道における姿勢は、単に字を書くときの身体の恰好だけでなく、文字となって表れるその人の精神の表徴であり、文字にあらわれる至誠の源泉であり、美的情操の凝りみちて、まさに発動しようとする充…
商品は我が子 農家は、お米や麦や豆を我が子のように可愛がり、はじめてよい収穫がえられます。だと致しますと、あなたの商品は何ですか?あなたの店にある間、あなたの家族だし、子や孫です。心から可愛がり大切に…
成長の原理 成長とは、二者の対立が一つに統一されることによって、新しいものが生まれてくるのです。新しいものと申しましても、その本質は厳然として不変でありながら、そこに他のものを採り入れるのです。 家の…
永遠の栄え 一本の木、それは花を開き、実を結ぶ。そこに寄る虫、飛ぶ鳥、それがまた各々一つ一つの生命に、見事に統一されている。 木の下に石がある。その石が一つの力で形を成し、かたさを保つ。それが土地と岩…