大なる(不義)|11月9日のことです。
Release: 2018/11/09 Update: 2018/11/09
大なる(不義)
人・親戚・君臣・上下を亡するより大なる(不義)はなし。(尽心三十四章)
ひと。しんせき、くんしん、じょうげをなみするよりだいなる(ふぎ)はなし。(じんしんかみさんじゅうよんしょう)
【訳】
人にとって、父母、君臣、上下の関係を無視するより大きな不義はない。
11月9日、孟子一日一言の言葉です。
基本的なことなんでしょうね。
上下の関係はどこにいってもあるもので無視することはできませんね。
どちらでも思いやりは必要ですね。
明日も一日がんばります。
関連コンテンツ
聖人の門に遊ぶ者は(百家の言も)言と為し難し。 聖人の門に遊ぶ者は(百家の言も)言と為し難し。(尽心上二十四章) 【訳】 聖人の門に学んだ者は(大抵の言葉をきいても)たいした教えと思わないものである。…
教誨するを屑しとせざることも 教えも亦術多し。予れ之れを教誨するを屑しとせざることも、是れ亦之れを教誨するのみ。(告子下末章) おしえもまたじゅつおおし。われこれをきょうかいするをいざぎよしとせざるこ…
能者之に従ふ 羿は拙射の為めに其の彀率を変せず。君子は引きて発せず、躍如たり。中道にして立ち、能者之に従ふ。(尽心上四十一章) げいはせっしゃのためにそのこうりつをへんせず。くんしはひきてはっせず、や…
一たび君を正しくして国定まる 惟だ大人のみ能く君心の非を格すことを為す。(中略)一たび君を正しくして国定まる。(離婁上二十章) ただたいじんのみよくくんしんのひをただすことをなす。(中略)ひとたびきみ…
所謂不考なるもの五 世俗の所謂不考なるもの五。(離婁下三十章) せぞくのいわゆるふこうなるものご。(りろうしもさんじゅうしょう) 【訳】 世間でいう親不幸には、五通りある。 〇松陰は、「健康な肉体を持…