好ききらいせぬこと|6月24日のことです。
Release: 2019/06/24 Update: 2019/06/24
好ききらいせぬこと
物は、もともと与えられぬもの。
秋の収穫、漁の大小、すべて喜ぶ。
仕入れの出来た商品(仕入れまで選択し、すこしでも良いものを得ようと努力することは、当然である)、これこそ天下一品の良きものを喜ぶ、好ききらいせぬ。
食膳に上がったたべものは、たとえどんな物でも「今日一日の生命の糧である」と、よろこんで感謝一ぱいでハシをとる。これが食事の倫理である。
6月24日、丸山敏雄一日一話幸せになるための366話、今日の言葉です。
基本好き嫌いがないのでよかったです。
このことはすべてにおいて言えることかもしれませんね。
自分の力で手に入ったような感覚になるからダメなんでしょうね。
この思考が元からある人と無い人では大きな違いですね。
2000万円なくてもこういう気持ちがあれば老後生きていけるような気がします。
今日一日朗らかに安らかに喜んで進んで働きます。
関連コンテンツ
人は我が心の反映 子の欠点を改めようとすれば、その原因は子にはなく親自身にある。子を気にせず、自分を改めようと努める。 取引の相手に、金払いのよくない商人があるとすれば、これは己の金払いに対する賤しい…
奇跡とは 人が真心をうちこめて進んで喜んで全力を傾けた時、ことに純情の人が高い目的のために心を一つにして命がけの働きを集めた時、思いもよらぬケタはずれの見事な結果が現われる。これを、人間は「奇跡」とい…
子は親の心の実演 子供は親そのままである。顔形から、身ぶりから、言語の言いぶりから、くせに到るまで・・。 だから子供の手が負えぬ、悪くて困るという時、その原因はことごとく両親にあると知って、自分を改め…
敬の心 敬はおのれ(己)をじっと見つめることから始まる。自分がここに生きているのは、日々食物をたべ、衣服を着、家に住むことができるからである。さらに、この生命は父母にうけ、祖先にうけ、ずっとさかのぼれ…
アリの教え アリやクモなどは、人の害をしないばかりか、タタミの隅や屋敷のまわりに散らばっているきたない物を、全部運び去って清掃してくれるのです。 ですから、アリなどがタタミの上に上がって来たといって、…