己をあざむく者は|9月19日のことです
Release: 2019/09/19 Update: 2019/09/19
己をあざむく者は
約束の中で、最も破りやすく守りにくいのは、自分自身、「こうしよう」「これはすまい」と心にきめたきめごとである。
実は、一度口にした事、心にこうと定めた事は、宗教的に言えば神との約束となる。大宇宙に宣言したのである。これを破ることは、己の本心、己をかくあらしめたる大生命を冒涜する事となる。
己をあざむくと共に、天をあざむく者、どうして幸福を得よう。
世の中は、きめごとの集合集積で結びあっている。これを破れば、己の幸を捨て人の福を奪う。
9月19日、丸山敏雄一日一話幸せになるための366話、今日の言葉です。
どんだけあざむいているのでしょうか。
自分自身に反省しかありません。
やるやる詐欺師で本当にはやっていない。
何も変わっていない。
強がる必要もない。ただ自分との約束を守るだけです。
今日一日朗らかに安らかに喜んで進んで働きます。
関連コンテンツ
人生の主役 人の生命を神にうけているが、一度生まれれば、各々の自性をうけて自由となる。この自由は、舞台における俳優の自由である。 人生は演劇である。劇作家、監督、演出、それはただ一人でかねていて、到ら…
明るい心で堂々と 後ろ向きに歩くから、溝に落ちるのである。先々を恐れるから、憂えるその心の影が、わるいこと苦しいことを招きよせる。 「貧するから鈍する」のである。 「希望は心の太陽である」。日が昇れば…
受験合格のコツ まずは目的を確立することであります。そうして勉強する。「その学校に入るんだぞ」、と肚をきめる。 はっきりと肚を決めないから、できぬのです。必ずやる、決める。肚をきめるから、ちっとも動揺…
すべては心の持ち方 汚いとか美しいとか、それは、ただ人がそう思うだけである。「がる」から、そうなるのである。初めて会った時、いやだなあと思っていても、だんだん好きになることも少なくない。 不足不満は、…
一日に二回揮毫(きごう)する 起床・洗面の後、東天を拝し、おもむろに筆硯(ひっけん)に対して正坐揮毫(せいざきごう)の三十分間、また就寝前の一時間、全く一日の労を忘じて机に向かい、左に古人の法帖を開き…